完成した全国高校野球選手権大会の歌『栄光は君に輝く』の譜面を書き終えた裕一(窪田正孝)は、財産を失って酒におぼれている幼馴染みの佐藤久志(山崎育三郎)に会いに行く。
もう一度前を向くきっかけになればと思い、久志と話をする。
裕一「君に、歌ってほしい曲がある」
久志「もう昔とは違う。同情なんてごめんだ!」
久志「もう昔とは違う。同情なんてごめんだ!」
久志は裕一をにらみつけながら楽譜を突き返してしまう。福島三羽ガラスの一人である幼馴染みの鉄男(中村蒼)も、久志を訪ねるが話を聞こうとしない。
そんなある日の朝、裕一が、玄関のたたく音で目覚めると、それは久志の面倒をみている藤丸(井上希美)だった。
藤丸「昨晩、血を吐いて倒れた久志が突然、いなくなったんです」
裕一「どこか行先に心当たりある?」
藤丸「確か、お父さんの1周忌が近いと言っていたと思う」
それを聞いた裕一は福島へ向かう。(NHK総合あさ8時放送)