芸人・さらば青春の光の森田哲矢と、株式会社バーグハンバーグバーグ社員でライターのダ・ヴィンチ・恐山の2人だけで送る、ど深夜の新番組。この2人が出したゲームのアイディアを、低予算ながら具現化し一攫千金を狙う。今回はその第2回。
今回は初回で森田が出した案『成田空港』の試作版が早速出来たのでプレイする。この『成田空港』というゲームは、トレンディドラマなんかでよくあったような、主人公の男友達がアメリカに行っちゃうのに、その男友達の彼女(主人公はちょっと気がある)が前日ケンカしたかなんかで見送りを拒んでいたら、主人公が「おい、見送りいかなくて良いのかよ」とカッコよく誘い、その彼女をバイクに乗せ、無事に成田空港まで送り届けられるかというバイクゲームなのだ。
しかしそんなこのゲームの、ゲームとしての肝の部分がおかしいというか面白い所なのだが、バイクの後ろに乗っけた彼女の胸が主人公の背中に当たって、主人公がムラムラして「煩悩」が溜まると、どんどん事故りそうになるというのが基本システムなのだ!煩悩がたまると、主人公の「胸当たってるやん」という吹き出しが出て来て画面を邪魔する。この「煩悩」のメーターは、「オカン」の写真を見ることで下げることが出来る (笑) が、ダ・ヴィンチ・恐山の提案により、写真を見ている間は車線変更ができないので、障害物があると事故ってしまう。
超低予算で古臭い静止画、激ムズでMC2人はクリアできず
いよいよ試作版をプレイ。ルール説明やオープニングムービーでテンションが上がる2人だが、超低予算で作っているので静止画が古臭く「何年代の画風...!?」と恐山。更にムービーの「サトルが彼女に出来る最後のつぐないが始まった...」という一文に、「こんなこと前の打ち合わせ(初回放送分)言ってない...!」「かなりプログラマーの私情が入ってる」とはしゃぎながらツッコむ2人が微笑ましい。
さて肝心のゲームだが、これが激ムズ!森田の1回目のプレイではいつの間にか前を走るパトカーに追突しゲームオーバー。気が散るのでオカンを早めに見ていたら車線変更できず事故!更に無駄にスピードが早くなってしまうエナジードリンクなどのトラップも!森田は「でもこれくらいムズい方が攻略のし甲斐がある」と鋭い指摘。恐山は「ファミコン時代の難しさ」、森田も「死ぬまでのスピードが『トランスフォーマー(コンボイの謎)』と同じ」とその難しさを表現した。
この試作版は番組公式ツイッターからリンクが案内されており、無料でプレイできる。MC2人は1面もクリアできなかったが、全3面クリアした猛者も現れており、みなさんもチャレンジしてみては。でもゲームをプレイしたらもっと面白いが、プレイしなくてもこの2人の掛け合いがかなり面白いので、とりあえず番組を見ることをオススメしたい。 (テレビ朝日:10月15日(木)深夜2:36放送)
鯖世 傘晴