新型コロナの影響で多くの業界が悲鳴を上げる中、婚活業界がV字回復を果たした。コロナ禍の最中に結婚した人は、前年の2倍にアップしているのだ。リモートお見合いでの結婚が増えているためだ。6月に入ってから増え始め、8月には前年同月比で200%になっているという。
婚活アドバイザーの植草美幸は、リモートお見合いのメリットについて、「慣れた場所で会話するのでリラックスできる。準備や移動の時間が削減される。スマホやパソコンの前なので会話に集中できる」と解説し、「今が婚活のチャンスです」と話した。
コロナ以前は、何度もデートを重ねて相手の価値観や人間性を知る必要があった。しかし、コロナ禍では「コロナにどう向き合っているか」を話せば、それが見えてくる。
リモートデートを重ね、初めて直接会ったときにプロポーズ
リモートデートを重ね、初めて直接会ったときにプロポーズしたケースもある。熊本在住の31歳男性は5月に東京都内在住の女性とリモートお見合いで交際を決め、翌日から毎日4時間以上テレビ電話をつなぎ過ごした。6月に初めて熊本で対面し、この日にプロポーズ。「初めて会った瞬間に、思ったより背が高く、いい香りがすると思った」と話している。
司会の立川志らく「古い価値観の私は、リモート見合いってなんだよと思っていたが、熊本の男性が会った瞬間、身長と香りを感じたというのを聞いた瞬間、悪くないなと思った」
ロンブー田村淳「僕は逆に新しい価値観に早く触れたいタイプなので、すぐにリモートお見合いの企画を出した。画像を通して話すと、部屋のカーテンの柄など動画で分かる情報で話が弾むことがわかった。部屋にある大切なものを見せ合うこともできる」
フリーアナウンサーの小林麻耶「男性側が食事代の負担もなくリーズナブル。友人にリモート見合いを勧めたい」
国山ハセン「きっかけとしてはリモート見合いもいいでしょうね。でも僕はナンパ婚だったので」