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眞子さん、おめでとう!秋篠宮眞子さんがついに思いを遂げるところまできたようだ。各誌とも小室圭との結婚は決定的だと報じる。生身の彼と会えず、2年以上もの間、テレビ電話で毎日話していた。どうやって結婚への強い意志を持ち続けたのか「秘訣」を聞きたいものだ

   この国は「女ならでは世の明けぬ」と相場が決まっているが、今週も女性たちが頑張っている。フライデーはNHKの女性アナ・桑子真帆(33)と俳優の小澤征悦(46)との「連日ドライブデート」を報じている。

   桑子は2017年にフジテレビの谷岡慎一アナと結婚したが、わずか1年で離婚している。仕事でも看板番組の『ニュースウオッチ9』から朝の『おはよう日本』に異動になり、やや精彩がなくなっているように見えるが、その分、男関係は頑張っている。

   俳優としてはどうなのかとやや心配だが、こと女性関係にかけては天下一といってもいいだろう小澤と、それもお互いのマンションを行き来する"ホット"な間柄にあるというのである。

  • 秋篠宮眞子さんと小室圭さん(宮内庁の会見動画より)
    秋篠宮眞子さんと小室圭さん(宮内庁の会見動画より)
  • 秋篠宮眞子さんと小室圭さん(宮内庁の会見動画より)

フライデーは桑子真帆と小澤征悦の「連日ドライブデート」を報じている。スピード婚もありそうだが、真帆よ、男選びは慎重に

   10月上旬の昼下がり、スポーツカータイプの青いBMW(カッコエエな~)で、港区の坂道を疾駆する小澤の隣には、桑子の笑顔があった。翌日の夕方5時ごろにも、桑子のマンションから出てきた小澤の姿をキャッチしている。交際から浅いがラブラブなようだ。フライデーは、この分ならスピード婚もあるのではと見ているようだが、何しろ女出入りの激しいと評判の彼氏だから、超高速離婚もあるのではないか。真帆よ、男選びは慎重に。

桑子真帆アナ
桑子真帆アナ(NHK公式サイトより)

今田耕司も女性には不自由しないようだ。モデルの河内セリアと呑んでいたが、FLASHのカメラマンに気づき、余裕で手を振った

   今田耕司(54)という男も女性には不自由しないと、FLASHが報じている。10月初旬の夜、モデルの河内セリア(28)と寿司屋で呑んでいたそうだ。彼女はアルゼンチンの父親と日本人の母親を持つ美女(隠し取り写真も掲載されているが、キレイやな~)。 そこからバーへと「本気コース」(FLASH)だったのに、今田はタクシーで自宅マンションへ着くと、一人で降りたという。そして、「余裕たっぷりにカメラマンに手を振ってみせた」(同)そうだ。今回は張り込みに気付いた今田の勝ちだな。

   同じFLASHが、ブラザートム(64)というミュージシャンが、熊本地震の被害者を励ますために何度も現地入りし、子どものための読み聞かせのボランティアを行っていたが、その裏で、熊本に住む女性(44=1児を持つシングルマザー)と4年間も不倫を続けていたと報じている。彼女も熊本県下でNPO法人を運営しているそうで、支援活動に熱心なように見えたトムに、協力を要請したのがきっかけだったという。

   だが男は、支援そっちのけで彼女に「付き合ってくれ」とSNSでアプローチしてきたそうだ。彼には妻も子どももいる。だが、疑似恋愛から不倫に発展していく。彼女の証言によると、トムは「初対面から、バイアグラを私が用意させられ」、他の男とは会うなと、SNSに自分の写真をアップすることも、同窓会に行くことも禁じられたという。

   彼女が「これ以上付き合えばダメになる」と、今年の9月に別れを切り出すと、LINEをブロックされたそうだ。弁護士によると、モラハラの典型だという。トムはFLASHに、不倫の事実を認めたが、熊本への支援は続けていくと語っている。だが、こんな不倫男に来られても地元が困るだろうな。

今田耕司
今田耕司

文春によると加藤綾子が「第2の女帝」になっている。権勢ますます燃え盛り、キャスター入れ替え人事にまで口を出している

   次の女性は、フリーになっても「フジテレビの看板アナ」の加藤綾子(35)である。報道番組『LIVE News イット!』を"女帝"安藤優子の首を切ってまでリニューアルしたのに、視聴率は3~4%と低迷しているそうだ。だが彼女の権勢はますます燃え盛り、キャスターの入れ替え人事にまで口を出していると、文春が報じている。ニュース読みはうまいそうだが、報道キャスターとしての積み重ねも、現場もほとんど知らない姉ちゃんを、キレイなだけで使い続けるのはいかがなものか。最近のフジテレビはおかしい。

   同じ文春が以前、女優・能年玲奈がテレビから消えたのは、所属していた芸能事務所レプロエンタテインメント側が、合理的な理由もなく仕事を入れないようにしていた、社長のパワハラがあったなどと報じた。だが、2015年6月にレプロ社長が名誉棄損で訴え、その裁判で最高裁が文春の上告を退け、損害賠償金計440万円の支払いを命じる判決が出たという。

   能年側にも取材し、しかも、現在、事務所との契約が終了したにも関わらず、能年はレプロから本名を使うなといわれ、「のん」に改名せざるを得なかったのに、文春としては承服しがたい判決であろう。

   独立したSMAPの3人に対して、ジャニーズ事務所が「不当に妨害した疑いがある」として、公正取引委員会が注意したことで、旧態然とした芸能事務所の体質が問われているのに、最高裁は「現実」を見ていないと批判されても仕方あるまい。

   先日、非正規社員が正社員と同じ仕事なのに賞与や退職金がないのはおかしいと訴えた裁判で、最高裁は「不合理とまで評価できない」と判断した。これなども、彼らが非正規社員たちの現実を見ない、知ろうとしないから出せる「浮世離れした」判決である。司法改革、特に最高裁改革は急務である。

加藤綾子
加藤綾子

秋篠宮の立皇嗣の礼の日程が決まり、眞子さんの結婚問題が焦点に。どうあがいても「破談」に持っていけないほど意思が堅いという

   さて、女性の話題の最後は、ついに思いを遂げるところまで来た秋篠宮眞子さんの話である。今週も新潮、文春が秋篠宮の立皇嗣の礼の日程が決まったことにかけて、眞子さんの結婚問題を取り上げているが、どうあがいても「破談」へは持っていけないようだ。女性誌なども2人の結婚は決定的だと、眞子さんの前にひれ伏している。

   2年以上もの間、小室圭とはテレビ電話では毎日話しているようだが、生身の彼とは会えず、話し相手は妹の佳子さんしかいない中で、どうやって、結婚への意志を持ち続けたのだろう。コロナ禍で、家に引き籠り、話し相手のいない高齢者や、若者の中にも、うつ状態になる人が増えていると報じられている。

   眞子さんに「秘訣」を聞きたいと思うのは、私だけではないだろう。だが何はともあれ、眞子さんおめでとう!

秋篠宮眞子さんと小室圭さん
秋篠宮眞子さんと小室圭さん

文春によると、GoToトラベルを考えたのは菅と二階だが、JTBの社員には電話するだけで日当が約4万2000円も払われている

   新潮に、認知症の人には音楽を聞かせるといいという記事がある。何を今さらである。音楽を聞けば一瞬にして往時が甦るのは、当然である。私が認知症になっても、Venturesの「Walk, Don't Run」を聞けば踊り出すぞ。青春だったな。

   さて、頑張っている女性に対して、頑張っていない男たちを紹介しよう。「Go To」トラベルというしょうもないことを考えたのは二階と菅だそうだが、案の定、税金が無駄に大盤振る舞いされていると、文春が報じている。この事務局に出向しているのは、8月の除外されていた時点でも、東京事務局だけで435人がいて、そのうちの4割、174人が最大手のJTBの社員だったという。

   しかも仕事が激減した海外部門の社員が出向していて、「こんなにお得ですよ」と電話で宣伝するだけで、日当が平均約4万2000円も払われるというのである。文春によれば、現在の規模で事務局が運営されるのは来年3月までだが、内部資料などを基に試算すると、それまでにJTBに支払われる「総額」は推定約170億円にも及ぶそうだ。 観光庁は日当の水準は問題ないと答えているが、こうした一部の大手企業優遇策は、大いに問題ありだ。

菅義偉首相
菅義偉首相

ニューズウイークによると、米大統領選は結果次第で内戦状態になりかねないという。国民のかなりがトランプ信者だからだ

   アメリカ大統領選まであとわずか。コロナから奇跡の回復を"演出"したトランプだが、支持率を上げるどころか、バイデンに大きく水をあけられている。トランプ惨敗決定かと思うのだが、そうはならないところがアメリカの不可解なところである。

   ニューズウイーク日本版で、元CIA工作員で、コラムニストのグレン・カールが、「米国民のかなりの割合がいわばトランプ信者になっている」ことで、「大統領選の円滑な実施が危うくなり、ことによるとアメリカが内戦状態に陥りかねない」と危惧している。

   こういう層は、「退院したトランプがホワイトハウスで演じた英雄的指導者像をそのまま受け入れ、自分たちの『主君』であるトランプにとって不都合な事実は全て嘘だと決め付ける」。その結果、何が起こるのか?朝日新聞のアメリカ総局・園田耕司記者は、投票後に「大騒動」が起きると見ている。

   「可能性が高いとみられているのが、11月3日の夜はまず投票所の票が先に集計されるので、トランプ氏が大幅に得票でリードし、その後に数日から数週間かけてバイデン氏が最終的にトランプ氏の得票を逆転するというシナリオです。『レッドミラージュ』(赤い蜃気楼〈しんきろう〉)と呼ばれています。赤はトランプ氏の所属する共和党を象徴する色で、つまりトランプ氏勝利のまぼろし、という意味です。

   そこで選挙の専門家や民主党が懸念しているのが、郵便投票の開票が本格化する前に、トランプ氏が一方的に勝利宣言をして、郵便投票の集計作業を打ち切ろうとすることです」(朝日新聞DIGITAL10月16日 8時00分)

   そうなれば、トランプが指名した保守派のバレット最高裁判事が、彼に有利な裁定を下す可能性が出てくるというのである。半沢直樹なんかよりもはるかに面白いドラマが始まるかもしれない。

トランプ大統領
トランプ大統領

竹中平蔵が文藝春秋に東京をワシントンDCのように政府直轄の特別区にしろと言っている。小池都知事が激怒するだろう

   最後に、菅が師と仰ぐ竹中平蔵人材派遣パソナ会長が、文藝春秋(11月号)で、とんでもない持論をぶちあげている。東京をワシントンDCのように特別区にして、日本政府直轄にしろ。都知事は「東京都担当大臣」として政府が任命する。都が所有している資産を売却しろ。

   小池百合子都知事が読んだら怒りで震えるだろう。竹中が思い描く国の未来は、「『個人が自由に、生きたいように生きられる』という社会です。それが最も幸福度が高く、経済的豊かさも追求できる社会だと思います」と語っている。個人が生きたいように生きられず、貧しいものはますます貧しくなる社会をつくったのは、あんたと小泉純一郎ではないか。

   こんな人間が菅の最大のブレーンだというのだから、菅政権が自己責任ばかりを言い立てるのは必然である。私は、毎朝、テレビで菅の顔が出るとすぐにチャンネルを変える。その日一日が陰鬱にならないために。(一部文中敬称略)

小池百合子都知事
小池百合子都知事

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。