1981年に「楽しくなければテレビじゃない!」のスローガンを立て、『オレたちひょうきん族』『笑っていいとも!』『めちゃ2イケてるッ!』など数々の伝説的なバラエティー番組を世に送ってきたフジテレビ。その人気を支えたのが「女子アナ帝国」とも呼ばれた女性アナウンサーたちだった。
現在の同局の女性アナウンサー事情はどうなっているのだろうか。アンケートサイト「ボイスノート」が15日(2020年10月)、フジテレビ女性アナウンサーの人気ランキングを発表した。同局に在籍する女性アナウンサー37人を対象に、「もっとも好感が持てる人は誰か?」を全国の2000人に10月2日~14日にアンケート調査した。
1位の西山喜久恵は「歳を重ねても若々しく可愛い」明るさ
その結果、1位に輝いたのは西山喜久恵アナ(51歳・249票)だった。上智大学生の時にミスソフィアに選出され、1992年入社。「FNS27時間テレビ」「笑っていいとも!」「タモリの超ボキャブラ天国」「プロ野球ニュース」「FNNスーパーニュース」など多くの分野の番組に出演。現在アナウンス室部長を務める大ベテランだ。「めざましどようび」や「めざましテレビ」の人気コーナー「きょうのわんこ」のナレーションなどを担当している。
彼女を選んだ理由にはこんな声が。「歳を重ねても若々しく明るいキャラクターがステキ」「バラエティーでよく見ていた。可愛い方です」「さわやかで純粋、飾らない。すべてをこなせる名アナウンサー」「犬の紹介をしている声がぴったり」「『きくちゃん』とみんなに親しまれている感じがホッとする」「ニュースの原稿読みやバラエティーのMC等いつも上手くこなしている」などなど。飾らない自然体な人柄と、爽やかな笑顔が好まれた。「昔からのファン」と名乗りを挙げる人も多く、同年代からの熱い支持が集中した。
2位三田友梨佳は「媚びない」「チャラチャラしていない」が魅力
僅差で2位は三田友梨佳アナ(33歳・218票)。青山学院大学在学時には野球部のマネージャー、東都大学野球リーグでウグイス嬢や場内アナウンスを経験。 2011年入社。「笑っていいとも!」「ミタパンブー」「めざましテレビ」「プロ野球ニュース」「ワイドナショー」「とんねるずのみなさんのおかげでした」などに出演。現在は、「FNN Live News α」や「Mr.サンデー」などを担当している。
彼女を選んだ人からはこんな評価が。「美人で知的、声が可愛い」「スゴく真面目で一生懸命さが伝わる」「キレイなだけではなく教養があり、自分の意見に自信を持ってしっかりと伝える姿に憧れる」「爽やかだし、SMAPの解散騒動の時に忖度しない発言をしてくれた」「見た目と違ってハッキリ自分の意見を言うシーンを何度か観た」などなど。容姿端麗で華やかな見た目と、「媚びない」「チャラチャラしていない」というギャップの魅力が男女ともに絶大な人気を集めた。
3位の山﨑夕貴は、おばたのお兄さんを支えるアゲマン奥さん
3位は山﨑夕貴アナ(33歳・202票)。岡山大学卒。2010年入社。書道10段の資格を持つ。夫はお笑い芸人で小栗旬のものまねで知られるおばたのお兄さん。「めざにゅ?」「ヤマサキパン」「めざましどようび」などに出演。現在は「とくダネ!」や「ワイドナショー」などを担当している。
彼女を選んだ人の評価はこうだ。「気取った雰囲気がなく、気さくなので身近に感じられる」「出演者からいじられているさまが可愛い」「ありのままの姿で、とても楽しそうにしている感じが前面に出ている」「いつも明るくて庶民的で、岡山の好感度アップにも貢献している」「旦那さんに芸人を選んだのも飾らずにステキだし、旦那さんも頑張っていてアゲマンだから」などなどだ。野球選手などではなく、おばたのお兄さんと結婚したことも、好感度アップに貢献しているようだ。4位以下は表で。(テレビウォッチ編集部)