山本アナの体制になって視聴率も若干上がってきたのに...
一方、小川キャスターの「心を込めてニュースをお伝えします」というコメントには反発の声が相次いだ。
「小川さんは勘違いしている。『ニュースに心を込めて』は駄目なのです。起こったこと、事実を淡々と伝えて下さい。伝える側の余計な感情・意向は加えないで下さい。情報の判断は私たちがします。聞き取りやすい声で、事実を正確に、平等に、伝えて欲しいです。小川さんは報ステの時から、主観が強いですよね。今後、特集などで大いに思うところをぶつけていただければ結構です」
内部関係者らしき人からからはこんな指摘も。
「山本アナはもともとサブキャスターだから残りますよ。ただ山本アナは5年目、上村彩子アナは6年目、田村真子アナに至ってはまだ3年目で全員20代です。若手だけに『看板の報道番組をまかせていいの?』との声も少なくなかったのです。しかし、いざスタートしてみると、意外にも視聴率がわずかながら上がった。小川キャスターがいた頃は通常3~4%台(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区)でしたが、新体制になってからは4%台が続いています。10月9日には4.9%まで上げました。この調子なら5%台に上げる日も遠くなさそう。これであれば、小川キャスターは『戻ってこなくていい』との意見が上層部で出てくるのもうなずけます」
「今の布陣はとてもいいと思います。しかし、現実には契約でキッチリ権利関係等が細かく明記されているから難しい。小川さんの起用で視聴率を見込んでいたTBSも本音は困っている気がします。報道ステーション(テレビ朝日)のように富川さんと徳永さんの主担当を変える形のスタイルに移行出来れば、視聴率の数字もハッキリしますし、いいように思えるのですが...」