新潮によると、三浦春馬の死に「他殺説」が流れているという。デマが流れるのは事務所がその後、情報を出さないからだ
ところで、新潮によると、三浦春馬の死に「他殺説」が流れているというのだ。なぜそういう風説が生まれるのか。新潮で大手芸能事務所幹部が、「『三浦さんと親交のあった新宿二丁目の飲食店関係者の衣服が、三浦さんの部屋のクローゼットに収納されていた。その男が、仲違いが原因で殺害したのではないか』と。しかも、『警視庁が、その人物を別件で逮捕し、新宿署に拘留して取り調べを続けている』というのです」
さらに、三浦春馬の自死に疑問を抱くファンたちが、警察による再捜査を求めて声を上げ、既に9000を超える署名が集まっているそうである。こうした根もない噂が出て来る背景には、所属していた事務所のアミューズが、春馬とファンのお別れ会を含めて、その後情報を出さないことにあるようだ。
それに、宗教学者の島田裕巳のいうように、三浦春馬のドラマや映画が新たに放映されることで、「余計に生死の境があやふやになった。(中略)ファンも死を納得して受け入れられない」(島田)という状況ができてしまったのかもしれない。死もけじめが必要だということか。(文中敬称略)