「中学生以上の男の子にもママと呼ばせますか?」――先月24日(2020年9月)、ママ向け情報サイト「ママスタ」に投稿されたこんな質問に対し、様々な意見が寄せられ、話題となっている。
このサイト上では、「ママ!と呼ばれるのが気持ち悪くて、3年生ぐらいで『お母さん』呼びに変えた」「男の子がいつまでもママ呼びは気持ち悪い。嫁の立場で姑と旦那で考えたら、無理」「中学生になったら普通に『お父さん、お母さん』です」という「ママ呼び」反対派の一方で、「家ではママって呼ぶけど、外では『お母さん』や『ねぇ』って呼ばれる」「今はママって呼んでいる子、たくさんいるよ。割と普通」「来年大学生の息子もママと呼ぶよ。全く不愉快になんてならないよ」という肯定派も少なくない。
20歳男性「友だち家族なので名前で呼んでいた」
街で聞いてみると、「友だちでもママと呼んでいる子が多いからか、あまり気にしてない感じ」(中3の息子の母)、「うちはママ、パパで育てたので、高校卒業するぐらいまでは言っていた。人前では『ねぇ』という感じでしたね」(24歳の息子の母)などの意見があった。子どもの側からは、「(ママ呼びは)子どもっぽい。親離れできていない感じがする」(22歳男性)、「友だち家族のような感じなので、名前で呼んでいた」(20歳男性)などの意見があった。
小学4年~中学3年の子どもがいる保護者を対象にベネッセが2018年に行った調査では、「パパ・ママ」派が45.3%、「お父さん・お母さん」派は41.3%、「名前で呼ぶ」が2.8%、「おとん・おかん」が2.2%だった。
坂口孝則(経営コンサルタント)「うちでは今はパパとママですが、呼び方については自分で決めなさい、という方針です」
下川美奈(日本テレビ解説委員)「昔は男の子がママと呼ぶのはマザコン感がありましたが、今は抵抗がなくなっているかもしれません」
近藤春菜キャスター「ご家庭によって、(母子の)関係性は違いますからね」