受診者は年間2800万人、国の予算も225・9億円が投入されているメタボ健診が、実はあまり効果を上げていないことがわかったという。メタボ健診は40~74歳の男女を対象に、男性は腹囲85センチ以上、女性は90センチ以上で、高血圧、高血糖、脂質代謝異常のうち2つが当てはまると、メタボリックシンドロームと判定され、特定保健指導の対象になる。
司会の羽鳥慎一「私はメタボじゃないと思います。死ぬほど運動していますから」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「僕は腹囲が85センチ超えていると思います」
体重より血圧、血糖、コステロールを下げることを目的に!
メタボと判定されると、食事や運動など生活習慣の改善案を指導されるのだが、京都大などの研究チームによると、血圧、血糖、脂質に大きな変化はなかったというのだ。板倉朋希アナが解説した。「指導1年目は体重、MBI(肥満度)、腹囲は改善しているのですが、3~4年目になるとリバウンドしてしまっているのです」
その理由として、研究のリーダーの福間慎吾准教授(京都大医学研究科)は、減量が目的になってしまっていることをあげる。「血圧、血糖、コステロールを下げることのほうを目的にしてください」とアドバイスしている。
玉川「体重が多くても、それらがいいなら、問題ないんだよね」
羽鳥「体重減った、減ったで、喜んでいてはけんないんですよ。斎藤さん、どうです? オジサンたちの話」
アシスタントの斎藤ちはるアナ「違う話だなあって、思っちゃいました」
高木美保(タレント)は大笑いで、「気の毒がられちゃっていますよ」