渡航制限の韓国で、外相の夫が渡米してクルージングってどうなの? 文在寅政権に新たな火種! 国民は「何が問題か」と擁護の声も

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   支持率低迷で崖っぷちの韓国文在寅(ムンジェイン)政権に新たなスキャンダルが持ち上がっている。文政権で女性初の外交部長官(外相に相当)に抜擢されたカン・ギョンファ長官(65)の夫であるイ・イルビョン氏(67)が、海外旅行の自粛勧告が出ているにもかかわらず、10月3日(2020年)に米国へと出国したのだ。イ氏はこれから、ニューヨークでヨットを1300万円で購入し、高校時代の同級生とカリブ海へとクルージングするというから驚きだ。

外相「私が止めても応じる人ではないんです」

   韓国野党は「高い身分の家族は例外なのか」、与党も「国民目線からみて不適切」と問題視。先週水曜日(10月7日)に韓国国会で追及されたカン長官は「経緯はどうあれ申し訳なく思います。家族間のことなので申し上げにくいんですが、私が止めても応じる人ではないんです」と謝罪した。

   一方で韓国国民の世論は真っ二つ。「自分たちが守らないルールをなぜ国民に命令するのか」「自分のことしか考えない夫は捨てたほうがいい」と非難の声の一方で「妻が大臣なら夢を捨てろというのか」「死ぬ前にやりたいことがヨット。願いを叶えようとしているのに何が問題」と擁護の意見も出ている。

   司会の羽鳥慎一「地位のある人の配偶者の行動で批判されるという、どこかで聞いたような話ですね」

   東海大の金慶珠教授「まずは謝ったが、ここがカンさんのうまいところ。文政権の大臣スキャンダルは3人目だが、曺国(チョ・グク)氏は知らぬ存ぜぬで通した。秋美愛(チュ・ミエ)さんは何が悪いんだと開き直って火に油をそそいだ」

   菅野朋子(弁護士)「不正とかそういうものではないので質が違う。まず謝罪してうまく対応された」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「まわりで寄ってたかって制限することに引っかかりを感じる。この話がアメリカで出たら、何が悪いんだ、という人が半数以上だと思うが、日本だと自粛しちゃう。韓国はどの辺でしょう?」

   金教授「韓国はどっちにも属さない。日本ほど同調圧力が強い社会じゃない。安倍昭恵さんがレストランで桜を見る会を開かれた時日本でバッシングはあった。同じような話で野党は攻めるが、韓国は理解を示す声も多い。夫はブログで経緯を公開していたので、いつのまにか和み系の話にもなった」

文   みっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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