ひょうきん者の唐沢寿明にジャック・バウアーはさすがに無理?「24JAPAN」に本家ファンから非難の嵐!「あまりにもチープ」「緊迫感なし」一方、「面白い」「今後が楽しみ」の声も

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「TVドラマ史上最高にカッコいい女テロリストが片瀬那奈とは...これはパロディーか!」

   「見て泣いた。この世界には、開けてはならない扉がある。米ドラマ『24』もそんな高みにあるアンタチャブルなもののひとつ。テレビ局が開局記念にと、お気楽に作っていい作品ではない。『24』は、ある世代にとって身体にも記憶が刻み込まれている特別な作品。『ツイン・ピークス』と並ぶレンタル時代の怪物で、DVDを借りるために皆どれだけ尽力したことか。本場の本格的料理と聞いていたのに、安いレトルト食品を食べさせられた印象。味薄っ!みたいな」

   「本家を見ていない人のためにいうと、どのシーンも丸ごとそのまんまだった。日本では絶対にありえない、父と娘と家でポーカーをやるとか、娘が家具センターに知らない男と忍び込むとか、矢が刺さり簡単に気絶させられる武器とか...本家どおりにやろうとするから無理がある。たとえば本家で、女性テロリストが飛行機の扉に爆薬をしかけ、体育座りの態勢で胸の前に腕を組んで爆薬ボタンを押すシーンは、TVドラマ史上最高にかっこいいシーンでした。でも厚化粧の片瀬那奈なんかがそのままやると、『みなさんのおかげです』『LIFE』『スマスマ』でやるような人気ドラマのパロディーを見ている気にさせられちゃった。いっそ、全編を本家のパロディーにしたほうがよかったかも」

   「あまりにも借りてきた感が強くて、ストーリーに集中できなかった。娘とポーカーするとか、奥さんに甘い言葉をささやくとか、いくら外ドラを日本に当てはめたと言っても鳥肌がたちます。もっと日本オリジナルの脚本にできなかったのか。アメリカの話を日本に置き換えるはやはり難しい。フジテレビの『スーツ』が激しい違和感があったが、それに近い。出演者が豪華なだけに残念です」

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