玉川徹「官僚は間違いを認めてはいけないという人生観の人」
テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」では、脳科学者・中野信子氏は飯塚被告のいかにも元官僚的な態度をこう指摘した。
「飯塚被告、言葉はすごく丁寧なんですけれど、残念に思うのはすごく他責的に聞こえるんです。責任をこうやって他の人に求める姿勢が出世することに重要だったのかな?って考えてしまいます。そういう人しか生き残らない社会に日本はなったのかってすごく絶望するような気持ちになるんです」
テレビ朝日系「羽鳥モーニングショー」では、コメンテーターの3人が「元高級官僚の驕り」だと追及した。
吉永みち子(ノンフィクション作家)はこう皮肉った。「高級官僚さんでいらっしゃって、自ら間違いを認めない人生をずっと送ってこられたからなのか、ご高齢で本当に自分に過失がないと思い込んでしまっているのか。裁判では、ここが難しいところになるのかなあとも思いますけどねえ」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)もこう疑問を投げかけた。「無謬性と言いますか、官僚は間違えない、間違いを認めてはいけないということが、この人は自分の人生に染みついてしまっているのかなあ」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)は妻と娘を失った松永拓也さんの無念に思いを寄せた。「(有罪で)ご遺族の思いは晴れるかといったら、非常に難しいですよね。この裁判でご遺族の気持ちが少しでも救われてほしいというのが、僕はいちばんだな」