「LGBTで足立区は滅ぶ」発言の区議を直撃「周囲にいないので理解しようがない」と反省ゼロ 立川志らく「勉強してこい!」と大激怒

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   9月25日(2020年)の東京都足立区議会で「LGBTで足立区は滅んでしまう」と発言した自民党の白石正輝議員(78歳)に批判が殺到している。白石区議は少子化対策について「日本人女性が全員L(レズビアン)で男性が全員G(ゲイ)なら1人も子供が生まれない」と質問したからだ。白石区議は、29歳で初当選し、これまで11回当選、40年以上区議を務めてきた。2018年にも同様の発言をして、物議をかもしていた。

   この発言に、ジャーナリストの乙武洋匡氏が「断固として抗議する。どんな人にも権利は保証される」と激怒。一般社会財団法人fairの松岡宗嗣代表理事は「少子化問題とLBGTをひも付けすることが問題。同性婚を認めている国でも、出生率は上がっている」と、怒りを露わにした。松岡氏の祖母は白石区議に手紙を書き「LGBTで苦しんできた人たちが苦しまないようにするのが政治の役目」と抗議している。

足立区議会ではHPに議長名で謝罪文を掲載

   白石区議を直撃すると「あり得ないと思うが、仮定の話をしただけで批判のつもりはない。周辺にLの人もGの人もいないので理解のしようがない」と話し、発言の訂正や撤回の意思はないと話した。しかし、足立区議会ではホームページに議長名で謝罪文を掲載した。

   司会の立川志らくは「78歳で昔の考えのまま変わらないのだろう。LGBTについては世界中でいろいろやっている。周りにいないからわからないではなく、勉強してこいと言いたい」と一刀両断。

   ロンドンブーツ1号2号の田村淳は「怒りが沸く。胸くそ悪い。理解する気もないのだと思う。この人でいいのか、選挙で区民が考えてほしい」とコメント。

   フリーアナウンサーの小林麻耶は「LGBTを誤解している」とし、東大卒クイズ王の伊沢拓司も「不勉強だと感じた」と指摘。

   弁護士の高橋知典は「同性婚を認めたオランダは、出生率が延びている。同性婚と出生率は関係ない。なぜLGBTを少子化の根拠にするのか根拠を出していない。木々しく追及するべきだ」と話した。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト