『鬼滅の刃』(きめつのやいば)は吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さん原作の大人気漫画だ。大正時代を舞台に、主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が鬼と化した妹の禰豆子(ねずこ)を人間に戻す方法を探すために敵の鬼たちと戦う姿を描く。アニメ(2019年4月~9月)も大ヒットとなり、16日(2020年10月)から劇場版映画「鬼滅の刃 無限列車編」が公開される。
1位の佐藤健は『るろうに剣心』のアクションが炭治郎向き
アンケートサイト「ボイスノート」がドラマや映画で実写化するなら「竈門炭治郎を演じてほしい俳優ランキング」を10月1日に発表した。調査は全国1844人を対象に8月21日~9月9日に行われた。その結果、並みいるライバルのイケメンたちを破って1位に輝いたのが佐藤健(121票)だった。
佐藤健は、2008年ドラマ『ROOKIES』や2010年ドラマ『Q10(キュート)』で注目され、2012年には映画『るろうに剣心』が大ヒットした。今年3月にはドラマ『恋はつづくよどこまでも』でドSの医者役を演じ、女性ファンの心をわし掴みにした。こんな評価の声が多かった。「剣術演技の経験もあるし、雰囲気が炭治郎に似ている」「爽やかな所が合っている」「ルックスも良いし、彼の太刀裁きはとても素晴らしい」「キリリとした顔立ちに市松模様の和装がとても似合いそう」などなど、特に『るろうに剣心』での剣裁きにほれ込んだ人が多かった。
2位菅田将暉はやんちゃな少年っぽさ、3位神木隆之介は妹思いの繊細さがある
佐藤健と僅差で2位になったのが菅田将暉(118票)だ。2019年にドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』で生徒を監禁する高校教師役を好演し、「命の大切さが伝わった」など大きな話題となった。今年8月にはドラマ「MIU404」では正体不明の悪役を演じ、カメレオン俳優の名をほしいままに。こんな評価の声が。「まっすぐな少年役が似合いそう」「ちょっとやんちゃだけど正義感がある」「妹思いの優しいイメージがあり、菅田将暉がピッタリ」「変幻自在の役者。彼がどんな立ち振る舞いをするか楽しみ」などなど、炭治郎のやんちゃな少年っぽさが、菅田の持つイメージに合っているようだ。
3位は神木隆之介(98票)。2005年の映画『妖怪大戦争』、2006年のドラマ『探偵学園Q』、2015年の映画『バクマン。』などが代表作。また、ジブリ映画など多くのアニメで声優としても活躍中だ。神木を選んだ声を拾うと。「少年っぽさがあり、ちょっとヘタレ感もあるが根性もある役が合う」「優しいのに力強い、かつ、繊細で純粋な感じが出さる役者」「口調も穏やかで、誠実だけど、いざという時に頼りになるお兄ちゃん的なイメージ」などなど。少年らしい爽やかさは、若手俳優の中でもピカイチ。妹思いの温かくも繊細な炭治郎の優しさを演じてほしいという声が多かった。4位以下は表参照。(テレビウォッチ編集部)