世界的に有名なファッションデザイナーでフランス在住の高田賢三氏(81)がきのう4日(2020年10月)、パリ郊外の病院で新型コロナウイルスのため亡くなった。和洋折衷にあふれた独自の作風と色彩の斬新さで、70年代のファッション業界をけん引したデザイナー。フランスメディアは「ファッション業界は伝説の1人を失った」などと報じている。
高田氏は兵庫県出身。1965年に単身で渡仏し、70年にパリコレクションにデビュー。1999年に紫綬褒章を受章し、2004年のアテネ五輪の日本代表のユニフォームをデザインしたことでも知られる。
9月に感染、パリ郊外の病院で入院治療を続けていたが...
フランスメディアによると、新型コロナに感染して先月10日(2020年9月)から体調を崩し、パリ郊外の病院に入院して治療を受けていた。一時は「よくなっている」と周囲に語っていたという。フランスでは、1日あたりの新規感染者数が1万人を超える日が続いている。
杉山愛(元プロテニスプレーヤー)「私もアテネ五輪に出場し、開会式の際にユニフォームを着て、すごく華やかな気持ちになったことを今でも覚えています」
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「7月に亡くなった山本寛斎さんとともに、時代を切り拓いて活躍した人でした」
司会の加藤浩次「高齢の方や基礎疾患を持った方は重症化のリスクがあるということを、我々は再度理解しないといけませんね」
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キャンディ| 似顔絵 池田マコト