石原さとみにはつらい出来事がたくさんあった。事務所の仲間で大震災の支援活動も一緒にやった芦名星が自殺した。ネガティブになりがちな石原に寄り添い、前に進むきっかけを授けてくれたのが相手の会社員だ。どんな男性なのか、見てみたい

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瀬戸大也の「メドレー不倫」にはいつも怪しげなタニマチ社長が付いていた。銀座ホステスたちは怖くてその場から逃げ出した

   三浦春馬とは真逆といっては可哀想だが、新潮は今週も、競泳の瀬戸大也が溺れた「メドレー不倫」を続報している。瀬戸が出ていたCMが打ち切られたのは当然としても、日本オリンピック委員会のホームページで公開していた「シンボルアスリート」からも削除されてしまった。さらに新潮は、瀬戸は先週報じたCA以外にも、多くの女性と遊んでいたというのである。地方在住の20代の女性は、瀬戸から執拗に誘われ、泊まっているビジネスホテルで関係を持ったという。

   「会話を楽しむでもなく、いきなりセックスをする感じ。やれればいいと思っているんだろうという印象でした」

   六本木の高級クラブで働く20代のホステスとも関係があったようだ。彼女がいう。

   「報道が出た後『天罰が下ったと思ったほうがいい』って私は本人に言いました。(中略)周りに守られすぎているから。彼の周り。社長さんとか、そういうの」

   瀬戸が夜の巷に出没する時は、怪しげな社長、いわゆるタニマチがいるというのだ。妻の優佳と結婚した直後の2017年11月も、そのタニマチと韓国系のサパークラブに行って、銀座の女の子2人と六本木のクラブのママと、タニマチが借りているマンションに行ったそうである。その部屋で、瀬戸とタニマチが銀座の女の子に対して、大人のおもちゃを使いだしたという。不安を感じたもう一人の銀座の女とママは午前4時ごろ、そこから逃げ出したそうだ。

   たしかに新潮がいうように、そのように遊びながら、昨年の世界選手権で2冠を達成するのだから、天才スイマーであるのは間違いない。無駄な性欲を使わなければ、もっとすごい力を発揮できるのかもしれないが、惜しい。

菅義偉首相
菅義偉首相

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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