「バーチャルレストランという新しい営業形態」を森圭介アナウンサーが取り上げた。一カ所で何種類もの料理をそれぞれ「専門店」を名乗って調理して配達するという。
そのうちの一つに阿部祐二リポーターが行ってみると、店構えはどう見ても居酒屋だ。中では厨房で従業員2人がからあげ、海鮮丼、サラダ、とんかつ、カレー、すしなど14店分の料理を作っていた。タブレット端末がいくつも置かれて、それぞれの注文が入る。「居酒屋を営業しながら各専門店のデリバリーサービスも行う。各店は実店舗が存在せず、バーチャルの世界で存在している」そうだ。デリバリーの配達員は「最初は理解できなかったが、今は当たり前」と話した。
弁護士「専門店と名乗ることに違和感が。誇大広告では?」
べつの一つは、マンションの駐車場を改装したキッチンでサラダチキンやタピオカ、バナナジュースなど8「専門店」の料理を作る。加盟店は60ほど、レシピや原材料を提供することもある。その一つは「コロナの自粛期間中は70%の売り上げ減だったが、こうしたデリバリーを始めて回復してきた」という。
司会の加藤浩次「知らなかったなあ。コロナ禍でいろいろやっているんだ」
菊地幸夫(弁護士)は「保健所の許可をとれば問題ないが、専門店と名乗ることには違和感がある。実態と違う誇大広告ではないかという疑問の余地はある」と指摘した。
犬山紙子(イラストエッセイスト)「上手に考えたと感心します」
大畑大介(元ラグビー日本代表)「おいしければいいと思うが、はやってくると悪いことを考える人もいるだろうな」
加藤「悪質なところとちゃんとやる店に分かれるかも。見極めないといけない」