竹内結子は実母と死別し、父親は再婚した。竹内は自分を「連れ子という荷物」だと思ってきた。若い頃から自立する道を模索していた竹内は、「理由のよく分からない疎外感」をいつも抱き、よりどころは酒だったという

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サン毎と週朝の予想によると、菅が総選挙に打って出ると意外にもともに高支持率だが議席はマイナスになる

   ところで、先週の現代は、11・1総選挙と仮定して、全国289選挙区の当落予想をやっていたが、自民党は43議席増の327議席になり、立憲民主党は29議席減の78議席で、菅政権が歴史的勝利すると報じていた。私は、無邪気すぎるのではないかと書いたが、今週はサンデー毎日と週刊朝日が当落予想をやっている。サン毎は、菅義偉首相が、新内閣が発足した翌日に会っていた選挙プランナーの三浦博史の分析を載せている。

   「雑談ですよ。隠すような話はしていません」と三浦は否定するが、この時期、菅が彼と会ったことで、党内外に解散もありうるという印象を植え付けたことは間違いない。三浦は、菅政権は高支持率だが、意外にもマイナス11議席と読んでいる。小選挙区では16議席減、比例では5議席増。一方の野党・立憲民主党は11議席減、共産党は3議席伸ばすと見ている。躍進するのは日本維新の会で、20議席増と読む。

   週朝はどうか。こちらは角谷浩一と野上忠興が分析している。角谷は自民党が11議席減、野上は24議席減と見ている。野上は、菅のような答弁では、臨時国会でどんどんメッキが剥がれていく。「野党は小沢一郎が接着剤となり、立憲と共産の共闘が予想以上に進んでいる。(中略)ご祝儀票を当て込んで解散すると百戦錬磨の小沢氏の"罠"にはまります」と読む。

   どうやら年内解散はないようだが、勝敗の決め手は臨時国会で野党側が菅首相を追い詰められるかどうかにかかっているようだ。

トランプ大統領
トランプ大統領

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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