「私たちはどうかしている」衝撃の真犯人に賛否両論!「育三郎のキャラがサイコすぎる」「とんだ茶番劇」「流星くんの裸の肩が目の保養に」「観月ありさの怪演に酔いしれた」

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   浜辺美波と横浜流星W主演のドラマ「私たちはどうかしている」(日本テレビ系)最終話が9月30日(2020年)に放送され、ついに先代当主・高月樹(鈴木伸之)の殺害犯人が明かにされた。なんと当時高校生だった多喜川(山崎育三郎)だったのだ。

   この意外な犯人と怒涛の展開に、ネット上では「お前だったのか!」「久しぶりに昭和のベタな昼ドラを堪能できた」という称賛の声と、「とんだ茶番劇」「ツッコミどころ満載」というブーイングが交錯した。

  • 観月ありさが素晴らしいという声が多かった(日本テレビ「私たちはどうかしている」の番組ホームページより)
    観月ありさが素晴らしいという声が多かった(日本テレビ「私たちはどうかしている」の番組ホームページより)
  • 観月ありさが素晴らしいという声が多かった(日本テレビ「私たちはどうかしている」の番組ホームページより)

「久々のドロドロ昭和昼ドラ系を、若い美男美女で楽しんだ」

   物語は、老舗和菓子店「光月庵」の跡取りは、血縁ではなく、より素晴らしい菓子を作る者を選ぶ大旦那(佐野史郎)の決断の元、七桜(浜辺美波)と椿(横浜流星)は菓子対決をすることになった。結果は、最後に2人の菓子を食べ比べた今日子(観月ありさ)の推奨が決め手になり、七桜の勝利に。怒りで半狂乱になった今日子。一方、この騒ぎで大旦那は倒れてしまう。

   その晩、七桜は今日子に「椿の父を殺し、母に無実の罪を着せたのはあなたですね?」と詰め寄るのだった。そこに椿が現れ、今日子ともみ合いになると、今日子は「あなたさえ生まれなければ...」と刃物で七桜を刺そうとする。そこに多喜川が現れて今日子から刃物を奪うと、「僕が殺したんだ!樹さんは私の母を苦しめたから」と、15年前の火事の夜の真実を告白する...という展開だった。

   ネット上では賛否両論が飛びかったが、まず、「面白かった」という声は――。

   「すごく良かったのが、事件の真相が解明されるところを、ほとんどCMを挟まずに一気に見せてくれたところ。城島が議員を問い詰めるところから、犯人は山口?いやいや女将?いやいや多喜川父?なんと多喜川でした!...まで15分以上一切CMがなかったので、画面に釘付けなって楽しむことができた」

   「最終回よかったね。久々のドロドロ昭和昼ドラ系だったけど、キャストは豪華で、主役2人が少女マンガのイメージそのままの美形で見応えあった。最終回ですべてが解明されて、単純に犯人が女将でなかったのが良かった。ハッピーエンドになっていたのも後味が良かった。真犯人とその動機は予想外でした。よく図太く七桜に近づき、良い人面出来たものだとキャラが崩壊でしたけどね」

   「なんだかんだあるけど、楽しませてもらいました。浜辺美波さん、古風な顔立ちだから着物が似合いますね。綺麗でした。何かベタッとした描き方が、ある種の非日常感とともに哀れさを際立たせ、感じ入るものがある作品でした」

「ヒロインが割と尻軽。これでお別れね、思い出つくりに、と簡単にやっていいの?」

   「美しい若いカップルのラブシーン、久し振りに美しいものを観ました。流星くんの裸の肩から背中のラインとか、芸術モンですね。二人が抱き合って流星君が美波ちゃんの頭を手で抱えた時、美波ちゃんの頭がすっぽりと大きな手の中におさまっていてビックリ!毎回美しい和菓子も登場するので、お饅頭買っちゃいました」

   「最後展開が二転三転してついて行くのに大変。怒涛の展開すぎたわ。でも最後栞さんと城島くんがいい感じになっていたから良かったよ」

   こうした意見とは逆に、ツッコミどころが多すぎるという批判の声も多かった。

   「ヒロインが割と尻軽。これでお別れね、戦い終わったらもう会えないから最後に思い出つくりに、とか言って簡単にやっちゃうけど、何だかなあ」

   「これほど主演2人のラブロマンスにキュンとしなかったドラマは初めて。特に図太い性格のヒロインには全く共感できなかった。誰かられも本気で愛されなかった女将が1番かわいそう。そりゃあ、心が蛇のようになりますよ。七桜の母親は泥棒猫と言われても仕方ないから、このドラマは観月ありさ女将が悲劇のヒロインだよね。多喜川のキャラも何あれ?山崎育三郎の扱いが悪すぎる。七桜の父親を殺害した真犯人なのに今まで平然としていたのが気持ち悪い。これじゃ人格が壊れている人だよ。とんでもない茶番劇でしたね」

   「七桜の母親には嫌悪感しかない。ちゃっかり店に上がり込んで子ども作って、何が樹さんを返してーだ、厚かましい!子どもには罪はないけど、高月庵と血縁のない椿も、血縁はあるけど不倫の果ての子の七桜と、どちらも継承者には向かない。でも結局、二人で店をやるから、女将には事故で死んでもらわないと困るわけだ。個人的には、栞さんが幸せになれそうでよかった。小さな和菓子屋さんの女将さんになるのよね。それだけがこのドラマの救いです」

「観月ありさの死に顔は美しかった。それでチャラってとこかな」

   もともとの発端である殺人事件捜査を問題にする指摘も多かった。

   「警察のずさんな捜査がもともとの問題では!多喜川が畳の上を土足で上がって、しっかり足跡の証拠を現場に残しているのに、5歳の子どもの証言だけで逮捕したの?そりゃないよ、刑事さん」

   「やめていった職人も女将が厨房から包丁持ち出したって知っていたなら、そのとき警察に証言しろよ」

   ほかにもこんなツッコミどころを指摘する声も。

   「たとえ、観月女将がいかついナイフを持って威嚇していたとしても、動きが機敏なはずの多喜川が女将にドロップキックをすれば、女将は簡単に倒せるはず。あまりにも男性陣の腕力が弱く描かれていて興醒めした」

   「ドラマだからということで目をつむるとしても...。確か椿は網膜(編集部注:眼球の裏側の光が当たるスクリーン部分)に傷がついたんですよね? なのに最後は角膜移植?網膜と角膜(編集部注:眼球の正面にある外側部分)は全く違うものですが?どうしても納得できない。そこも目をつむれと?"眼"だけに...」

   「いつも気になっていたけど、観月ありさの着物の帯位置がとんでもないぐらい高い!」

   最後にこんな称賛の声を紹介したい。

   「観月ありさの怪演が楽しみで最後まで観てしまった。それにしてもストーリーは? どちらのお菓子を選ぶかで後継者を決めるって。右の部屋、左の部屋って芸能人格付けチェック? 家宝をあんな部屋の真ん中で燃やしちゃ、家ごと火事になっちゃうでしょ。多喜川も最後の最後でナイフを空振りって...。と、なんだかんだ色々あったけど、観月ありさの死に顔は美しかった。それでチャラってとこかな」(テレビウォッチ編集部)

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