アシスタントの若林有子アナが、「コロナ禍で出会いが減るなか、注目されているのが恋愛アプリなんです」と取り上げた。これだけならとくに新しい話題でもないが、大企業が福利厚生で次々に『導入』しているのだというのだ。
九州経済連合会は婚活創生事業「Aill」のマッチングアプリを、加盟1000社の福利厚生として導入することを進める。「九州の人口減少を食い止めるため」という。出会いアプリは利用に数千円がかかるが、これを会社が負担する。
街で聞いてみると、「いいんじゃないかなあ」(20代女性)、「田舎は知り合うチャンスが皆無なんですよ。会社がやってくれるのはいいこと」(50代女性)という歓迎派から、「プライベート100%守りますという上での利用ならねえ...。リスクはあると思います」(30代女性)と心配する声もある。
親密度に合わせてAIがデートの誘い方もアドバイス?
すでに関東でも280社以上が導入していて、ANA、みずほ、NTTといった大手企業も利用しているそうだ。「Aill」は「導入企業の独身男女に限定しています」と個人情報の保護やなりすましなどの対策はしているという。
さらに、親密度に合わせて、AIがデートの誘い方などもアドバイスするというが、これにはメインコメンテーターの田村淳が首をひねった。「AI がいつもアドバイスしてくれないと、恋愛できなくなっちゃう人にならないか心配ですがね」
フラれると、「それは想定にありません」なんて出たりするのかな。
文
カズキ| 似顔絵 池田マコト