「HSPをご存じですか」と、キャスターの若林有子アナウンサーが問いかけた。ハイリ―・センシティブ・パーソンの略で、「とても繊細な人」をさす。4人に1人が該当するとの説もある。コメンテーターの田村淳(お笑いタレント)もカウンセリングでそう言われたことがあるという。
HSP体験を描く漫画家・おがたちえさんに「グッとラック」スタッフが同行して街に出た。
まず、街灯モニターの大きな音や強い光で「疲れを感じる」という。行き交う他人の視線や街角のカラフルな看板、換気口の臭いにも。工事現場を通ると、上から物が落ちないかを心配する。HSPの人はほかにも、急に肩を叩かれたり、友人と出会うことさえ気にかかるケースがある。他人が握ったすしを食べられない人もいる。
一度に沢山のことを言われると不快...11項目で診断テスト
田村淳「いろんな種類がある。『気にしなきゃいいじゃん』と言われても気にします」
診断テスト「一度に沢山のことを言われると不快」「生活に変化があると混乱する」「他人の気分に左右される」など11項目にすべて該当したコメンテーターの木嶋真優(バイオリニスト)は「私も人が使った箸を使えないとかはありましたが、病気でなく資質と思って頑張っていこう」、該当ゼロだった髙橋知典(弁護士)は「体調にもよる。これ系の気質を持つと弁護士としてはこまります」
キャスターの立川志らくもゼロで「何も気にしないな。俺は俺だと強気なのではなく、なんでもいいやと思っています」
司会の国山ハセン「あくまで気質の問題で、どう生かしていくかが大切です」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト