中曽根元首相の自民合同葬に9600万円の税金投入、ロンブー田村「やり方が下手くそ」、橋下徹「悪しき慣例打破を!」

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   去年(2019年)11月に死去した中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬が物議を醸している。10月17日(2020年)に予定されているが、その経費9600万円が本年(2020年)度予算の予備費から支出されるというのだ。ネット上では、「この時期、税金を使っていいのか」「コロナ対策のための予備費ではなかったのか」「自民党の党費を使ってやりなよ」といった批判の声が上がっている。

   9600万円という金額は、どのように決まったのか。J-CASTニュースの取材では、合同葬儀準備室は「総理経験者だからといって必ずしも合同葬などを行うとは限りません。生前の功績や過去の先例を見て内閣の判断で決めています。いろいろな意見があると思いますが、適切な判断だったと考えています」と答えた。

   主な歴代首相の内閣合同葬の経費をみると、2004年の鈴木善幸元首相約5500万円、2006年の橋本龍太郎元首相約7700万円、2007年の宮澤喜一元首相約7700万円となっている。

志らく「あえてやるのは安倍政権の継承だ」

   キャスターの立川志らく「これまでずっとやってきたのだから、やること自体は不思議ではないが、この時期ということ。コロナが済んでから、となると心証がいいのに、あえてやるのが、安倍政権を継承しているなと思いますね」

   田村淳(お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」)「説明があればいいんだけれども、タイミングが悪いし、いきなり、バーンとお金が出てきて、このまま進めますというやり方が、下手くそだなと思います。どうですか」

   橋下徹(元大阪府知事)「僕は反対です。河野太郎・行政改革相に悪しき慣例をやめると言ってほしかった。桜を見る会と一緒で慣例でやっていたんです。個人の葬式なんで、個人のお金か、自民党の支援者でやればいいと思うんですけど。政治と行政を別だと見直すべきです」

   キャスターの立川志らく「橋下さんに反論するものないかと探したけど、ないね」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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