〈DIVER-特殊潜入班-〉(フジテレビ系9月29日火曜放送)
有名大学の人気サークルを舞台にした女子学生連続自殺事件の背後に広がる「警察が踏み込めない闇」とは?潜入捜査の前に未知の薬物が浮上する

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   急増する組織犯罪に手を焼く兵庫県警トップの本部長・阿久津洋子(りょう)は、暴力団や詐欺集団などの犯罪組織に潜入して犯罪の証拠などをつかむことを任務とする潜入捜査官(ダイバー)のチーム『D班』を秘密裏に結成した。

   そのチームの中心が、10代のころは窃盗や暴力事件の常習犯だった天才詐欺師・黒沢兵悟(福士蒼汰)。巧妙な手口を考え出す異常に高いIQ、鋭い判断力、ズバ抜けた身体能力の持ち主だ。幼いころ両親が詐欺被害に遭って一家が崩壊した経験から「人をだます悪をだまして葬り去る」ことを身上とする黒沢が、「目には目を。悪には悪を」と違法捜査も厭わない阿久津の目に留まり、「D班」にスカウトされた。

  • DIVER-特殊潜入班-(フジテレビの番組ホームページより)
    DIVER-特殊潜入班-(フジテレビの番組ホームページより)
  • DIVER-特殊潜入班-(フジテレビの番組ホームページより)

潜入捜査を進める黒沢は「仲間」から尾行され、格闘になる

   組織犯罪対策課の警部補兼D班班長・伊達直哉(安藤政信)の指揮のもと、裏社会の人間もこっそり治療する闇医師・皆本麗子(片瀬那奈)、異能のホワイトハッカー・宮永壮一(浜野謙太)らD班のメンバーとともに、悪の根源を駆逐すべく、命の危険と隣り合わせの潜入捜査を行う。

   今回のD班の任務は、兵庫県内の大学に通う5人の女子学生が相次いで自殺した事件の真相究明だ。5人全員が有名大学の烏鷺谷大学の学生・小野原光生(鈴木仁)が主宰するグルメサークルに所属していたとの匿名の通報を受けた阿久津が、D班に潜入捜査を命じたのだ。

   学生に扮してキャンパスを探っていた黒沢は、グルメサークルに興味があるという井川エリ(山口真帆)と知り合い、二人で一緒にサークルの会合に参加する。

   サークルは一見、食に関するマトモな活動を行っている様子だが、黒沢は、小野原らが暗示にかかりやすい学生を選別していることに気づく。「狙う獲物を絞り込むのは『狩り』の基本だ」と見抜いた黒沢だが、小野原たちの『狩り』の狙いまでは分からない。

   そんな黒沢を尾行している男がいた。黒沢が男をトイレに誘い込み、正体を暴こうと殴り合いになった。「てめえ、何者だ?」と問い詰める黒沢に、男は「お前の味方だよ」と答える。

   男は、身勝手な行動を取ることが多い黒沢を監視するため、伊達がひそかに送り込んだD班の新メンバー・佐根村将(野村周平)だった。海上自衛官で幹部候補生だったの佐根村は、阿久津の以前からの知り合いで、ある事件の真相を確かめるため自衛隊を辞めてD班入りを志願してきた。

   エリート臭さが抜けない正義漢の佐根村を「お前にはこの仕事は無理だ」「バレバレなんだよ」と突き放す黒沢。二人はことあるごとに対立し、確執は深まっていく。

   捜査を進めるうちに、一連の事件にはこれまでに世の中に存在しなかった未知の薬物が絡んでいる可能性が浮上。有名大学の人気サークルを舞台にした連続自殺事件の背後に広がる『警察が踏み込めない闇』に、ダイバーたちが切り込んでいく。(よる9時放送)

   寒山

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