文春の「三浦春馬と佐藤健との葛藤12年」によると、大ヒット映画『るろうに剣心』のエンドロールに健の名前が流れた瞬間、客席の春馬が突然立ち上がった。口惜しさをいっぱいに滲ませた表情は、暗い室内でも隠し切れなかった

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「ジャパンライフ」山口隆祥が逮捕された。新潮は警察が安倍首相の退任を待っていたと報じる。「桜を見る会」が利用されたからだ

   マルチ商法の「ジャパンライフ」の山口隆祥がようやく逮捕された。新潮によれば、昨年4月には山口の自宅など12都県30カ所の一斉捜索が済んでいたのに、ここまで延びたのは、安倍晋三前首相が退任するのを待っていたのではないかと報じている。山口は、安倍主催の「桜を見る会」にも安倍枠で招待されていて、そのことを吹聴して勧誘していたのだ。菅義偉首相は、これについて説明する義務があるはずだ。

   「ジャパンライフ」には、元朝日新聞の橘優政治部長が顧問料をもらっていた。5年間で約3000万円。文春が直撃しているが、橘は山口がどういうことをやっていたのか関知していないといっている。政治部長までやった人間がここの悪徳商法を知らないはずはない。

   文春が、日ハムの監督間違いないといわれている稲葉篤紀(48)の妻が、後輩選手夫婦たちにパワハラをしていると報じている。この妻は『モンスター』といわれているそうだ。モンスターといえば、故・野村克也の妻、サッチーこと沙知代(故人)が有名だが、読む限り、そこまでのモンスターではないようだ。稲葉が引退したら家事と育児をやらせている。選手の妻たちのグループをつくり、日本代表監督の妻というのをバックに、パワハラをしている。

   グループLINEで、不倫相手とのツーショットを投稿した(真偽は定かではない)。FA宣言した選手の移籍を妨害するような発言をした。パワハラをされた選手もある程度事実だと認め、稲葉も広報を通じて反省をしているというコメントを出しているが、ご本人はパワハラを含めて全否定。

「半沢直樹」(TBSの番組公式サイトより)
「半沢直樹」(TBSの番組公式サイトより)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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