アシスタントの若林有子アナが「マスクが原因で、女性たちの間にある悩みが広がっています」と取り上げた。マスクを始終するようになって、顔のほうれい線が目立つようになったり、老けて見えるようになったりするというのだ。
アン ミカ(モデル・タレント)「マスクで油断しているから、口角がどんどん下がるんですよね。美容整形とかで光を当てに行くんだけど、予約取れないほど混雑しています」
街のクリニックでも相談が増えているのだ。東京の「シロノクリニック恵比寿」の大野由美医師は「マスクをすることによって、肌荒れ、くすみ、シミ、ほうれい線が気になるという方が、非常に増えていらっしゃいます。例年の3倍です」と話す。
マスクをしていると笑ったりせず顔に緊張感がなくなる
原因は、マスクをしていると顔に緊張感がなくなるからだという。「大きな声を出さない、笑わないということになりますが、これは、お顔の筋肉をあまり使わない、ちょっとゆるんでいる状態ですね。これで、ほうれい線のしわが深くなります」(大野医師)
さらに、これからの季節はマスクによる肌の乾燥が進むという。マスクに覆われた部分は肌温度が上昇して、水分が蒸発しやすいからだ。そのままマスクを外していると、肌はカサカサ、ほうれい線くっきりとなる。
対策はあるのか。表情筋研究家の間々田佳子さんが顔の筋トレをアドバイスした。「上の歯が8本見えるくらいに口を横に大きく開いて、親指と人差し指でV字を作ってほほの肉を挟み、下から上に押し上げてください。これを1回10秒を3回、1日2、3回やります」
フェイスストレッチというのもあって、「鼻の下を伸ばして、目は上を向きます」(間々田さん)。スタジオで司会の国山ハセン、キャスターの立川志らく、コメンテーターら全員がやって見せたが、人がいるときはやらないほうが良さそうだ。ひどい変顔になる。