ソフト孫社長がPCR検査施設。「いつでも誰でも2000円の安さで」玉川徹「経済を回す安心のため。国ができないのなら民間がやる」と絶賛

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   ソフトバンクグループの孫正義社長が24日(2020年9月)、新型コロナのPCR検査を行う施設を公開した。「いつでも、誰でも、安く簡単に受けられることが経済再稼動のカギだ」と、2000円という料金を設定。検査体制の不備を引きずってきた厚生労働省へは痛烈な一撃だ。

   新設したのは、「新型コロナウイルス検査センター株式会社」(千葉・市川市)。国立国際医療研究センター国府台病院内の100平方メートルほどのスペースで、現段階で日に4000件、冬までには日に1万件が可能になるという。

希望者は唾液を採取して配送すれば2時間で判明

   孫社長は会見で、「いつでも誰でも、何度でも受けられる検査体制を作る。PCR検査難民、受けたくても受けられない方々に我々が答えていくことは、社会の要請に応えること。有意義だ」と語った。

   検査は唾液による。希望者は自ら採取して、特定業者が配送、検体がセンターに到着後、最短2時間で結果が判明する。現在行われているPCR検査は、保険の適用外で、受けられても2―4万円かかるが、2000円でできる。

   安くなるのは、検査キット100万回分という大量購入で原価を抑えたこと。医療行為を伴わないので、医師、看護師などの人件費を抑えられたからだ。孫社長は、「利益を目的としていない」という。

   ただし、この検査は、診断が目的ではないため「陰性証明書」は出ない。陽性の疑いが出たら、改めて医療機関で行政検査を受けることになる。主な検査対象は、行政検査の対象外になる「無症状の人」などで、企業や自治体の単位で受け付ける。

   司会の羽鳥慎一「まだ個人は受けていない。確度なども完璧ではないのでしょうが、安心材料にはなりますね」

   吉永みち子(編集者)「経済を動かす安心のためですよね。社会を動かすためには必要なこと。少しずつ広げていくといい」

   玉川徹(テレ朝コメンテーター)「求めているのは安心。経済を回す上で大事で、国ができないのなら民間がやりましょうと孫さんが乗り出した。僕は拍手をしたい」

   長嶋一茂(タレント)「発想が素晴らしい。拍手です」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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