アウトドアも3密状態!4連休、外へ外へと驚異的な人出回復。宿泊増加ランキング、3位志摩、2位熱海、そして第1位は?

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   全国の観光地に人出が戻ってきた、19日(2020年9月)からの秋の4連休は、航空国内線が前年比7割程度、新幹線も半分ほどと利用者が回復している。携帯GPSを用いたNTTドコモの調査によると、全国各地の人出はゴールデンウィークが前年比2割から3割だったのに対し、昨日21日は前年比7割から8割程度まで回復しているところが多い。

   中でも人気を集めているのがアウトドアスポット。立山連峰を一望できる富山県雷鳥沢では、テントが900張りを超えトイレは1時間待ち。茨城県の筑波山では、通常2時間の登山ルートが4時間もかかる大行列となっていた。

1位白馬村、北アルプス一望テラスや巨大ハイジブランコで人気急上昇

   旅行予約サイトのトリップアドバイザーによるこの秋の宿泊予約件数増加ランキンングは、3位が三重県志摩、2位が静岡県熱海、1位は長野県白馬村となっている。

   白馬村の白馬岩岳マウンテンリゾートはトレッキングやマウンテンバイク、キャンプなどが楽しめる観光施設で、「アルプスの少女ハイジ」に出てくるような巨大ブランコや北アルプスを一望できるテラスも人気だ。

   スッキリが現地を取材したところ、駐車場には遠方からの車がギッシリ。白馬岩岳山頂に向かうゴンドラには長蛇の列ができていた。横浜からきた家族は「コロナ禍で夏休みどこにも行けなかったので自然を満喫しに来た」、東京から来た旅行客は「車で、だったら行けるかな。自然がいっぱいで空気がおいしい」とインタビューに答えていた。

   トリップアドバイザーによると、新型コロナの影響で市街地から温泉やアウトドアへの関心が高まっているという。白馬岩岳マウンテンリゾートの太田悟取締役は「昨年度9月の三連休は4000人だったが、今年は4連休の3日目ですでに6500人。今年の方が調子がいい。お客さん我慢していたのが出たのかな」と語る。

屋外でも大騒ぎすれば感染リスク高いぞ、「対策はしっかりと!」

   近藤春菜(お笑いタレント)「みなさん、屋外で空気の流れがいいところと同じことを考えて集まってしまった」

   司会の加藤浩次「トイレの1時間待ち行列は密になってしまっている」

   前田裕二(実業家)「本格的なコロナ共存社会が来た。徐々にコロナ前に戻っていく中で対策を厳しくしていかなければいけない。たくさん遊ぶには対策が重要」

   ロバート・キャンベル(日本文学研究者)「これまで中年以上の方が多かった小石川後楽園に家族連れが多くなってきた。屋外が密で、都会より混んでいる逆現象が起きている。混雑予想出すなどしてほしい」

   日本感染症学会の水野泰孝医師によると、屋外でも至近距離で騒ぐなどすれば感染リスクがある。水族館や映画館など、人数制限や感染対策をしている施設の方がリスクが低い場合もあるという。

文・みっちゃん

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