菅新内閣の副大臣が初登庁した先週18日(2020年9月)深夜、文部科学省で100人を超す職員が出迎えた。「慣例、前例主義をなくそう」という新政権の金看板は、さっぱり効いていなかったということらしい。
副大臣2人が到着したのは午後10時ごろ、ずらりと並んだ職員が拍手と花束を差し出した。午後11時ごろに着いた政務官にも同様。副大臣らの会見は午後11時45分からで、多くの職員が翌未明まで対応に追われた。職員の1人は朝日新聞の取材に「深夜まで居残り続けてやることだろうか」ともらした。文科省は「初登庁と職員出迎えは慣例に沿って実施した」そうで、文科省は今月「働き方改革推進強化月間」を実施中でもある。
小倉智昭「政務官でこの騒ぎ?」もはやトップダウンしかないのか?
この模様を朝日新聞デジタルで知った河野太郎・行政改革担当大臣はツイッターに、記事と写真を引用し、「ヤメレ。」の一言を投稿した。
司会の小倉智昭「副大臣、政務官でこの騒ぎ。新大臣ならこんなどころではないということか」
深澤真紀(コラムニスト)「いまやられた人が『私で最後にしよう』と言うのが一番。これが話題になったのはいいことです」
キャスターの伊藤利尋アナウンサー「文科省は先生方の働き方をどうするかを担う。何が無駄かがこれからのテーマです」
夏野剛(実業家)「文科省は上下関係や虚礼を変えられない省庁。トップダウンしかない」
文・あっちゃん