今度は妖怪になった澪ちゃんが人々を解放する物語が始まる
「最後の最後でオープニングの衣装を着た澪ちゃんになりましたね。はっちゃけて楽しそうで堂々としているオープニングでの姿は、自分で自分のあるべき姿を見つけて進み始めた後の姿だったのですね。なんと巧みで心憎くて上手い展開。パラレルワールドを見せることによって、どっちを選ぶか期待をしていた視聴者への配慮と、抱きつくことによって感謝するという求婚者二人への配慮。芸達者な役者さんたちの演技のベースに、素晴らしいシナリオがあることを、改めて感じさせられたラストでした。感無量で涙出ました」
「澪ちゃんを見送る妖怪たちの姿がスッと見えなくなる場面、キュンと寂しかったな。そして、この夏も終わるんだなぁとしみじみした。ヒグラシの鳴き声を聴いていると淋しくなる雰囲気と似ている。澪ちゃんの『成功するために生きるのは嫌』『どの枠にもはまらない』『自分を解放する』『予期せぬ出来事に魅了されてしまった』。とっても最高。響いたわ。コウモリになったの?自由にのびのびと飛んで予期せぬ出来事を見ているんだね。澪ちゃんと優しく愉快な妖怪さんとの物語をゲキメーションで締めくくるなんて。笑って泣けた」
「出だしから『シェー』連続攻撃。まあいきなり結婚と言われても選べないわなあ。見てきた通り、それなりの幸せは手に入るのだろう。でも空気ばかり読んで人に合わせてばかりの自分に決別し、男に頼らず、生きていくことを選んだ澪。しかし、妖怪たちの反応が女性陣と男性陣で見事に分かれたのは面白かった。演技の上手な人々で、とても気持ちよかった。ところで結婚式のときにかぶる布は『角隠し』は女性に生える角を隠すものなので、角を隠さず生きていくという意思表明?」
「シェアハウスの妖怪さん始め、毎週のゲストの妖怪さんまで、演技が上手くて、面白くて、何回も巻戻したシーンがあります。そして主役の澪も妖怪さん達もいつも深く思いやる気持ちに溢れていて、毎回涙がでました。私も妖怪さん達と一緒にこの夏を過ごした気分です。来年の夏も一緒に過ごせます様に!」