歯医者でうつるのが怖くて「コロナ虫歯」が拡大中。虫歯を放置するとあごが炎症を起こし、病原菌が全身に回って命を落とすぞ!

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   「コロナ虫歯」が広がっているという。ウイルス感染の拡大で歯医者に行かなくなり、悪化させる人が急増しているのだ。4か月ぶりに歯医者を受診した東京都武蔵野市の中学生は、かなり悪化していた。「2か月間学校が休みで、毎日お菓子を作って食べていたのでなっちゃったのかなあ」と話した。

   全国保険医団体連合の報告でも、「受診を控えて虫歯を悪化させ、抜かざるを得ない患者が増えている」という。また、子どもはやはり「菓子で虫歯が増加」としている。

我慢すると重症化して心内膜炎、髄膜炎、敗血病に

   東京都立川市の相互歯科の岩下昭夫医師は、「虫歯の悪化を放置すると、深刻な病気になりかねない。あごまで炎症を起こし、さらに血液に入って炎症が全身に及ぶことがあります」と説明する。夏休み中の国山ハセンに代わって髙野貴裕アナ「がまんしてると重症化して、心内膜炎、髄膜炎、敗血病の原因となります」

   日本医科大の北村義浩特任教授はこう解説した。「敗血症は病原菌が体中をめぐる病気で、死に直結するといっても間違いありません。脅かすわけではありませんが、虫歯から、まれではありますが起こります」

   新型コロナが怖いが、歯科医院で感染するリスクはあるのだろうか。

   北村教授「ありえません。消毒やマスク、エプロンまでつけて、まるで手術室のような準備をしているので、歯科医からうつることは考えられませんね。重症化すると何度も通院しなければならなくなるので、早め早めに受診してください」

   キャスターの立川志らく「(スタジオで議論するまでもなく)結論が出てしまいましたね」

文   カズキ| 似顔絵 池田マコト
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