芦名星が自殺した。小泉孝太郎との結婚を夢見ていたようだ。かつて父親・純一郎も利用した小泉家御用達の密会専用マンションで会っていたが、日本のケネディ家を気取る小泉家には分不相応ということだったのか

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大麻礼賛の伊勢谷友介が産業用大麻を推進する安倍昭恵と出会うのは必然だった。だが、伊勢谷が選挙に出なくてお互いによかった

   ところで、大麻で逮捕された伊勢谷友介の評判がすこぶる悪い。女癖もさることながら、付き合った女性たちへのDVが半端ではなかったようだ。今年の1月頃まで付き合っていたのではないかといわれる森星(28)は、デザイナー・森英恵の孫だが、2016年4月にテレビのバラエティ番組に出たとき、「左腕に二つの大きな青アザが浮き出ていた」(芸能プロ関係者)というし、Aというタレントも、一時、伊勢谷との結婚を本気で考えていたが、「殴る蹴る、腕をつかむといった暴力を振るわれ、ついには逃げ惑う彼女を的に見立ててエアガンで撃つという異常な行為にエスカレートしたのです」(Aの友人)。

   2008年頃伊勢谷と付き合っていたBもDVの被害を受けていて、当時の所属事務所に尋ねると担当者は、「お問い合わせの件は事実です。言えるのはただひとことだけ、(伊勢谷は)ひどいヤツだった」と答えていた。文春によれば、ひところは清純派だった広末涼子も、藝大在学中の伊勢谷と出逢い付き合ったが、「伊勢谷との交際を経て"プッツン女優"のレッテルを貼られるまでに変貌した」(文春)といわれる。アイドルだった長澤まさみも、伊勢谷と付き合ってからは、仕事に身が入らなくなったと、事務所関係者が話している。

   昔から大麻を使っていることを隠さず、大麻を「まさに誤解されきった植物」だと礼賛していた伊勢谷が、このオバちゃんと出逢うのは必然だったのだろう。 安倍晋三前首相の妻・昭恵である。産業用大麻を推進する昭恵は、伊勢谷と意気投合し、呑み会やトークイベントで一緒し、彼女の経営するUZUにも顔を出していて、昨年開かれた彼女の誕生パーティにもお祝いに駆け付けたそうである。

   伊勢谷は、「彼は昔から政治にも興味を持っていて『いつか首長になりたい』と話していたこともあった」(伊勢谷の友人)というから、昭恵推薦で、自民党公認候補として出馬しようと考えていて、昭恵に近づいたのかもしれない。大麻もそうだが、これだけ女性へのDVが喧伝されては、選挙への出馬はおろか、俳優業への復帰も難しいと思う。

菅義偉首相
菅義偉首相

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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