「おバカキャラは演技だったのよ」!お騒がせセレブのパリス・ヒルトンのドキュメントが話題だ!寄宿学校での虐待や恋人からの暴力も告白

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   元祖お騒がせセレブのパリス・ヒルトン(39)が14日(2020年9月)に公開されたドキュメンタリー番組で「おバカキャラは演技だった」と語り、話題になっている。番組は16日午前8時時点で再生回数200万回を超えている。パリスは「ハッピーで完璧な人生を送っているふりをしていた」と悲しげな表情で告白している。

   パリスと言えば、ヒルトンホテルの創業者一族の令嬢。自由奔放なおバカキャラがリアリティ番組で大ウケし、これまでにも数々の破天荒な姿をさらしてきた。例えば、カメラの前でも気にせず恋人とイチャイチャしたり、駐車場で平気で当て逃げしたり。ガス欠で道路のど真ん中で立ち往生をした時には、パパラッチにガソリンを買いに走らせていた。

   2005年の来日時、放送作家のデーブ・スペクターが取材した際には1時間も遅刻。インタビュー中もそっちのけで、インタビュー会場だった店舗内の商品を買いあさっていた。

「自分が誰だか分からなくなる」本当の自分とのギャップに苦悩

   このような珍行動すべてが演技だったのかは疑問だが、抱えているトラウマは多そうだ。ドキュメンタリーでは、「16歳の時に両親に入れられた寄宿学校で虐待を受けていた」と告白している。

   「毎日が苦痛でどうしていいか分からなかった。学校を出たら大成功をして2度と誰も自分を支配できないようにしようと空想していた。成功が自由の道だと考えていました」とパリス。また、「最近、自分が誰だか分からなくなるの」と、長く演じてきたキャラクターと本当の自分のギャップに苦悩している様子を見せた。

   別のインタビューでは5人の恋人に叩かれたり、首を絞められたりなどの暴力を振るわれていたとも告白している。パリスは「それが普通だと思っていた。彼らが暴れるのは私を愛しているからだと思っていた」と話している。心の闇は深そうだ。

   デーブ・スペクター(放送プロデューサー)「実は頭が良かったって裏切られた気分です。ただ、若いときからジュエリーや香水などを出していて、実業家としては成功していた」

   司会の小倉智昭「デーブがこのコーナーで1番バカ呼ばわりしていた。だから我々も面白がって見ていたのに」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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