「借りて住みたい街ランキング」で、神奈川・本厚木が1位になったという。「グッとラック!」木曜日のコメンテーター厚切りジェイソン(テラスカイベンチャーズ取締役)も「7年間住んでいました。いろいろいいところがあるんです。みなさん、なんで住まないんですかあ」と推す。芸名の「厚切り」も「厚木」から取ったものだ。
本厚木はどこが魅力なのか。不動産情報サービス「LIFULL」の伊東祐司さんは3つあると説明した。「コロナ禍で在宅ワークが普及して、比較的安い賃料で快適な家に住みたいという人が増えています」「毎日会社に行かない人は、1時間弱であれば通勤圏と考えるようになっています」「感染リスクの『密』を避けるということで、公園が多いとか自然が豊かです」
賃料を都心の新宿と比べると、ほぼ半分。本厚木から新宿まで小田急・快速急行で約50分、ジェイソンも「(市内の)七沢森林公園では鹿が出てきたりします」と話す。3条件がそろっているのは本厚木なのだ。
医療費は中学まで無料!住民たちの自慢は「とん漬け」、温泉もある...
住民たちは本厚木をどう思っているのだろう。夫・子どもと3人で暮らす内山恵里香さんは、「スーパーは近くにあるし、コンビニも必ずあります。医療費も中学まで無料です。そりゃあ住みやすいですよ」という。オムツやお尻ふきも月4500円相当まで無料支給で、自宅に届けてくれる。
住民たちの自慢の名物もある。とん漬けだ。豚肉のロースを味噌で付けたもので、「ほどよい甘さと辛さです」(取材スタッフ)。七沢温泉、飯山温泉と温泉まであるのだ。
髙橋知典(弁護士)「私は秦野という厚木の先の街の出身で、あの辺りは地元なんですよ。本当に住むにはいい場所です」
星野真里(タレント)「大学3年の時、厚木キャンパスに通っていたので、なじみがあります。都心まで近いといっても、ラッシュ時間の電車は結構こむんですけどね」
ちなみに、「借りて住みたい街」の2位は東京・葛西、3位は埼玉・大宮だった。