先月31日(2020年88月)から今月6日(2020年9月)までに全国指定医療機関から厚生労働省に報告されたインフルエンザの患者数が、わずか3人で、昨年(2019年)同時期の3813人に比べて1000分の1以下だったことがわかった。異例の低い水準となっている背景には、新型コロナ対策でマスクや手洗いを徹底していることがあるようだ。
インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長は「例年、この時期のインフルエンザは冬の南半球からウイルスが入ってくるが、コロナ対策によって南半球でインフルエンザが流行していないことや入国制限が影響している」と解説する。
日本国内では、「3大夏風邪」と呼ばれる手足口病、プール熱、ヘルパンギーナの患者数も今年は激減している。
コロナと同時感染で重症化リスクは大きい、予防接種受けよう
インフルエンザはこれから流行期を迎えるが、倉持院長は「例年ほどの流行にはならないのでは」と予測する。ただし、新型コロナとインフルエンザの同時感染で重症化の恐れもあるため、「予防接種は受けてほしい」と呼びかけている。
浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「学校の休校も影響している、と言われていますね」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「感染症は、人と人の接触が減れば、減ります。南半球では今年はインフルエンザはほとんど流行していないようです」
司会の羽鳥慎一「消毒して、マスクして、手を洗うということがやっぱり大事なんですね」
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キャンディ| 似顔絵 池田マコト