「デリバリーサービスのウーバーイーツ配達員の危険運転が続いています」と森圭介アナウンサーが指摘した。
8月8日(2020年)、千葉県船橋市でドライブレコーダーが撮った映像では、車に衝突したバイク運転手のリュックに「Uber」と書かれていた。すぐに立ち上がって、何ごともなかったように走り去った。
8月18日、川崎市では車と車の間をスピードを下げずにすり抜ける自転車の追い越し映像。当て逃げされたというドライバーは「横からすごい勢いで、振り向くことなく逃げました」と話す。そうなら犯罪ではないか。
8月29日には、首都高速2号目黒線を通行禁止のはずの自転車が走っていた。これもウーバーの黒いリュックが撮影された。
「配達員は個人事業主」ウーバーイーツは責任ないと強調
金沢市では重体事故を起こし、愛知県で自転車取り締まりをすると、2時間で警告を発した52人中16人がウーバーイーツの配達員だった。
こうした危険運転の理由を都内の配達員に聞くと、「件数をこなすほど追加報酬をもらえるので急ぐ」「スマホにオーダーが入るが、45秒間で返事しないと消えるので走行中も気にしている」「スマホのナビ画面地図を見ながら走る」といったことが上がった。
松田丈志(元競泳日本代表)「配達員は若い学生や外国人が多い。安全運転でやってほしいな」
ウーバーイーツは「配達員は業務委託する個人事業者なので、(当社に)ルールを守らせる強制力はない」として、だから責任はないと強調する。これには報酬、保険、指導の見直しを求める声が強まっている。野放しにしておいていいはずがない。
司会の加藤浩次「見直したほうがいいかもしれないなあ」