「新鮮味なし」の新内閣!即戦力とスキャンダル避けると「こうなってしまうんですね」と政治ジャーナリスト。手堅さから「株式会社・菅内閣」??

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   きょう16日(2020年9月)に発足する新内閣の全容が明らかになった。司会の小倉智昭は「まだ首班指名が終わってない段階で閣僚の顔ぶれが全部出揃うなんて、前代未聞ではないですか」と疑問を投げかけた。

   政治ジャーナリストの石橋文登氏は「安倍政権の時によくありましたが、一部の会社だけに(情報が)ドドッと出ると、メディアに怨念を生む。それを避けたかったのでは。トラブルを避け、先に決めて『テレビも新聞も足並みそろえて良い』と切り替えたのだと思います」と話す。

   顔ぶれについて、石橋氏は「正直言って新鮮味はないですが、手堅くまとめたと思います。特に主要閣僚は即戦力です。大臣を何度もやっている人は女性やお金のトラブルがないかの身体検査もすでにクリアしていますので、スキャンダルで潰れる恐れもない。あとは国会や記者会見での答弁能力です。その3つを手堅くまとめると新味はないけどこうなってしまう」と言う。

河野太郎・行革担当相起用の菅氏は周囲に「壊すのは河野」

   注目の人事は、防衛大臣から行政改革担当大臣になった河野太郎氏(57)。石橋さんは「1個の省庁よりも全体で大なたをふるうための登用」と見る。16日付の産経新聞には菅総理が周囲に「河野には俺がやりたいことをやってもらおうと思う。俺はつくる方だから壊すのは河野にやってもらう」と話していたことが記されている。

   そしてもう一人の注目である小泉進次郎氏(39)は、環境大臣の続投が決まった。石橋さんは「選挙の顔になる。前回、入閣を勧めたのも菅さんで、ずっとかわいがってきましたし」と言う。

   山﨑夕貴アナ「改めて全体を見て、この内閣に名前を付けるとしたら?」

   石橋氏「『仕事師内閣』。これを目指したのでしょう。早く仕事がしたいと総裁に就任した時から言っていました。コロナと経済対応が待っていますから」

   金子恵美(元衆議院議員)「『株式会社・菅内閣』。今回の菅総理誕生に貢献した派閥が株主としたら、それに配慮した人事です。また、菅社長が推進したいプロジェクトや改革で、自分のマネージメントが届き、実利を上げる能力がある人を選んでいます」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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