沖縄の芸人「せやろがいおじさん」が菅義偉氏をメッチャこき下ろすコーナーが痛快至極「メディアはヨイショすんな」

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   「グッとラック!」の人気コーナーが、金曜日の「せやろがいおじさんの今週はどうしてもコレが言いたい」だ。主に沖縄で活動しているお笑いコンビ「リップサービス」の榎森耕助が、沖縄の美しい海を背景に、赤褌・赤Tシャツ・赤ハチマキ姿で、腹に据えかねたあれやこれやを激しく突っ込む(なぜか関西弁)。政府や与党を批判する時事ネタが多いのだが、これが的を射て、実に痛快だ。「せやろがい」は「だよね」とか「そうでしょ」というような意味である。

   けさ11日(2020年9月)は「自民党総裁選」だった。「菅(義偉)さんが有力なのかーというムードだけで世の中が動く感じ、もうええ加減、どないかしよう!メディアも令和おじさんかわいいー、女子高生に人気とか、菅さんはパンケーキ好きという意外な一面とか、実は叩き上げの苦労人みたいなぼんやりとしたイメージを脹らませる報道をめちゃやってるけど、ほぼインスタグラムやないか!報道が映え求めるな」とかみつく。

「安倍首相の詭弁は浮気の言い訳と同じやん」

   そして、菅政権で心配なのはここだと続ける。「菅さんは(新型コロナの)感染防止策と経済活動の両立という方針を打ち出したものの、ご自身はアッツアツ、フワフワのパンケーキを味わって、国民はヒエッヒエでしぼみ切った景気の苦しみを味わうことにならへんか。

   安倍政権の継承を打ち出しているけど、頼むから国会の答弁だけは継承せんでくれ。質問の意図と違う答弁をする。一般論と今後の方針を述べてはぐらかす。募集はしてるが、募ってはいないみたいな不思議な言葉でかわすことが常態化してしまっておるんだ」と怒りは収まらない。

   キャスターの立川志らくが「彼女と彼氏の浮気に置き換えたのは非常にうまいですね」とほめたのは安倍首相の詭弁だ。「彼女から『あんた、きのう、違う女とごはん食べに行ったでしょ』と追及された彼氏が、『行ってません』と否定し、彼女から写メがあると証拠を突きつけられても、『ごはんでなくパスタでしたから、ウソをついたという指摘は当たりません』というのと同じなんや」

   そして、「自民党のどの候補者なら支持できるか、政策や論点はググればすぐわかるから、自分で確かめてもええんとちゃうかい。せやろがい!」で締めた。

文   カズキ| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト