NHKの前田晃伸会長が10日(2020年9月)、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、今年の12月31日に行われるNHK紅白歌合戦を、新型コロナウイルスの感染防止のために史上初の無観客で行うと発表した。
「上手にやめることのできる滅多にないチャンス!」
放送時間も開始時間を15分遅くして午後7時30分から午後11時45分で行なう。演出など詳細な進行は今後検討していくとし、前田会長は「出演者やスタッフの新型コロナ感染を避けるため、対策を徹底していく」と語った。
ネット上では、「無観客は当然だ」「これを機会に紅白そのものも一度やめてみては」などと冷ややかな意見が多かった
「無理してやらなくていいんじゃない?それよりコロナ対策で受信料一年間無料とか半額とかやったほうが喜ばれるよ!それ位の心意気見せなさい!」
「ピンチはチャンス。無観客などという中途半端な形での実施でなく、紅白歌合戦そのものをなくしてみたらどうですか?上手にやめることの出来る、滅多にない良い機会ですよ!」
「そうです。そもそも無観客より出演者のごちゃまぜぶりの方が危ないと思う。更に無駄に多い関係者も含めて。ゴリ押ししてまでやらなくても。紅白歌合戦でクラスターとかだけは勘弁」
「くだらない余興をやめてじっくり良い歌を聞かせて」
一方で、演出の工夫に期待する声も多かった。
「FNSみたいに出演者(ダンサーなど含む)を、距離を取ったうえで無人の客席に置いたらいいんじゃないかな。そしたら裏も密にならずに済むし」
「まあ、そうなると思った。恐らく、審査はゲスト審査員とデータ放送などのオンライン重視でやるだろう。内容もNHKホールからの生歌と大掛かりなものについては収録や屋外で生披露の交互でやるだろう」
「最近の紅白は、歌をカットしパフォーマンスを重視するから見るかどうか微妙。歌合戦なのに」
「くだらないお笑い芸人の余興とか、首を小刻みに揺らす口パク団体とか一切省いて、じっくり良い歌を聞かせて欲しい。それに尽きる」
「同感です。事務所のオシとか枠とかではなくじっくり聴かせてほしい。スタジオでの中継もあるだろうし、サザンとか米津さんとか出てくれないかなあ~。個人的には中島みゆきさんに糸を歌って欲しいです」
そして最後にこんな声を紹介したい。
「お盆に帰省できなかったから、年末年始こそ感染が収まって帰省できて、じっくり紅白を見られたらいいな!と思っていたのに。やっぱり紅白みないと正月迎えられないという人、いると思うよ」(テレビウォッチ編集部)