東京・国分寺の謎のマスク、ついに撤去される。道路わきの防護柵に点々と結び付けられていた。誰がなんのために?は不明のまま

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   新型コロナ禍を象徴するマスク、これが道路脇にズラーッとあったら、やっぱり不気味だ。東京都国分寺市内で、もう1か月余り続いていた奇妙な光景が終わった。都の建設局が9日(2020年9月)撤去した。しかし、ものがものだけに作業も慎重。誰が置いたのかは、わからないままだ。

   現場は市内の交通量の多い道路脇。緑色に塗られた鉄製の防護柵に、ほぼ等間隔に、白いマスクが点々と結び付けられていた。住民によると、7月後半か8月のお盆前ともいう。住民は「いたずらにしても、あまり意味がない」「気味が悪いから触らない」「初めは、落ちていたものを誰かが結びつけたのかと思ったが、そんな半端な数ではない」という。

「ただ暑いから置いていっただけだよ」

   昨日午前11時頃、都北多摩北部建設事務所の職員が、マスクを撤去した。使用済みの恐れもあるため、手袋をして、ひとつひとつビニール袋に取り込んでいた。職員は、「こういった事案は初めてですね」という。

   誰がなぜ?は不明のままだが、数は20枚以上。集めたマスクは、「問い合わせに備えて、一定期間保存。保管する」(同職員)とは、いかにもお役所らしい。

   司会の羽鳥慎一「保存するんですね。この時期だけにただのゴミとも思えない」

   高木美保(タレント)「割と世の中のことに無神経な人なんじゃないか。持って帰るのが嫌だから、捨てているんだと思う」

   レギュラーコメンテーターの玉川徹「もう暑くて、マスクなんかしてられねぇよと、ひっかけて行ったのを見て、増えていったのかも」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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