台風時の窓ガラス飛散対策は「粘着テープを格子状に貼る」! "OPPテープ"使えばガラス割れを最小限に抑えられる

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   きょう8日(2020年9月)の「クイズとくもり」コーナーは「"粘着テープ"の実力」がテーマだった。

   台風シーズン、猛烈な風で屋根の一部や瓦などが飛んできて窓に当たり、ガラスが割れて家の中に飛び散ることがある。そんな時の対策に役立つのが粘着テープだ。窓ガラス全体に格子状に、周りも縁取るようにテープを貼っておくと、ガラスの飛散が軽減できる。

   粘着テープにも、紙でできたクラフトテープ、布粘着テープ、養生テープ、プラスチックでできたOPPテープなどさまざまある。種類によって窓ガラスの飛び散り方に差は出るのか。災害リスクアドバイザーの松島康生さん監修のもと、あさイチが大実験した。

段ボールをガラスに当て粘着テープで縁取りすれば、さらに効果

   「風速40メートルを時速に換算すると大体100~140キロくらいになります」(松島さん)ということで、ピッチングマシンを使って時速100キロのボールを、多くの家庭の窓で使われている厚さ5ミリのガラスに向かって飛ばした。

   何も貼っていないガラスは42.2%が飛び散ったのに対し、クラフトテープを格子状に貼ったガラスは3.9%。養生テープは3.3%。布粘着テープは2.7%。そしてOPPテープが1.9%で、最もガラスの飛散が防止できるのはOPPテープと判明した。

   OPPテープはボールが勢いよく当たっても切れず、ボールが下にスライドしてガラスを貫通した。「少なくともテープが貼ってある場所は割れずにヒビだけで済みました」(松島さん)

   副島淳リポーター「シャッターや雨戸があれば閉めておけば窓ガラスに対策はしなくていいそうですが、ない場合は粘着テープを貼った窓ガラスの上からダンボールを当てて、粘着テープで外側を縁取りするように貼っておけば、さらにガラスが飛び散るのを防げます。カーテンを閉めて真ん中が開かないようにクリップや洗濯ばさみなどで3か所程度止めておくのも効果的ということです」

ピコ花子

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