「最終回は急にレベルが落ちた。違和感のあるシーンの連続」
しかし、「残念だった」「ガッカリした」という声の方が多かったのだ。
「『クズを見捨てる』久住が逆に見捨てられて終わる。志摩と伊吹は相棒のまんま。九ちゃんが地位を活かして活躍する。陣馬さんが一命を取り留める。ハムちゃんが外食できる。久住を逮捕......。羅列すると期待通りの展開だが...やはり夢落ちが残念。そこだけ脚本家が違ったのか?と思ったほど。私が集中できたのは夢から覚めて...の部分からだ。心のすれ違った伊吹と志摩が同じ夢を見て仲直りするために入れられたシーンなのか。それがスイッチとして?久住と伊吹がクルーザーまで歩いて話すシーンはどちらかが海に落とそうと思えば落とせるのにそうしないところも不自然だった。『神様が指一本』...という久住の過剰なお喋りも理解できなかった」
「菅田将暉に配慮し過ぎたという事情もあるのでしょうが、最終回は急にレベルが落ちましたね。結局のところ、刑事が単独行動をすれば久住を簡単に捕まえられたということでしょう。久住も警察が来たわりにはすごく落ち着いているし、なんだかなー。久住がMIUの2人をすぐに殺さないのも意味不明」
「夢オチはダメとは思いませんが、拍子抜けしたのは否めなかったです。もともとは14話で構想が練られていたので、あと3話あればもっと丁寧に描けたエピソードがあったのだろうと思うと、野木さんが描きたかった作品を完全な形で見られなかったのが非常に残念です。最大の敵は久住じゃなくて脚本を変更させたコロナウィルスでしたね」