NHKの国谷裕子、東京新聞の望月衣塑子、報道ステーションへの恫喝...菅義偉はマスコミを弾圧することにかけては安倍晋三を凌ぐ陰険さと強引さがある

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石破茂が「あなたも総理が選べます」と言って集めた自民党員をバカにした茶番劇だと言っているが、正論だ

   国民の声を無視して、密室談合で総裁を決めてしまうやり方も、安倍と二階の2人で決めたに違いない。露骨な石破茂外しだ。石破がサンデー毎日で、

   「国民、なかんずく党員が納得することが必要だ。自民党はずっと党員獲得運動を続けていて、党本部には『総力結集』『目指せ120万人』のポスターが大々的に張られている。私も幹事長経験者としてよくわかるが、党員獲得のセールストークは『あなたも総理が選べます』。(中略)総理は直接選べないが、自民党員なら総裁(=総理)を選べます、と言って党員を集めることが多かった。その権利が行使できないのなら何のための党員なのか、ということになる」

   といっているが、正論である。

   安倍ベッタリの産経新聞でさえ、「14日の投開票まで続く首相の座をめぐる戦いは、何とも盛り上がりに欠ける茶番劇となった」(9月3日付の産経抄)と書くほど、国民をバカにした総裁選びなのだ。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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