台風10号「非常に強い勢力」、どんどん発達しながら西日本直撃か! 天達気象予報士「上陸4日前からの行動計画を立てよう」

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   台風9号の影響が残る中、小笠原近海で1日(2020年9月)夜、台風10号が発生した。強い勢力に発達しながら、日本列島に近づくと見られ、6日には西日本を直撃する恐れがある。

   気象予報士の天達武史は「海面水温の高い領域を徐々に北上してきますので、どんどん勢力が上がり、非常に強い勢力で日本列島を縦断していく可能性があります。2年前に西日本を襲った台風21号に匹敵する勢力で近づく恐れがあります。あと4日くらいありますので、この間に対策を整えてください」と警告する。

計画的に防災行動を!排水溝の掃除をしておけば冠水が防げる

   天達は、台風に備えて「マイ・タイムライン」を作ることをオススメする。自分自身がとる防災行動を時系列にメモにまとめたものだ。以下、天達が作ったメモを参考にしてみよう。

   上陸4日前には、避難場所と処方薬の在庫チェックをする。「例え避難しないで済んでも、冠水してしばらく外に出られないということも考えられますので、4~5日は準備しておきましょう」。自分の家の周辺をチェックし、崩れる可能性のある崖はないか、近くに氾濫しそうな川はないか知っておくことも大事だ。

   上陸3日前には、側溝や排水溝の掃除をする。「だいたい大規模に冠水する時は、雨のせいもありますが、排水溝が詰まっていることが多い。家の周りをしっかり掃除することで、冠水の災害はある程度減らすことができます」

   上陸2日前には、風で飛ばされやすいものを屋内に入れる。エアコンの室外機が安定していないと倒れてエアコンが使えなくなってしまうので、しっかり固定しよう。

   上陸前日は、最新情報をよく確認しておく。携帯電話は充電して、隣近所に高齢者や足の不自由な人がいれば、声をかけておこう。停電の恐れもあるので、懐中電灯の準備も忘れずに。

   天達「ゲリラ豪雨と違って、いつ来るかが分かるのが台風です」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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