太田光「サンデージャポン」生放送で10分に渡り経緯説明、田中裕二、山本里菜アナのコロナ感染「2人も陽性になって番組は大慌てだった」

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   「爆笑問題」田中裕二(55)と、アシスタントの山本里菜アナウンサー(26)の2人がコロナ陽性と判明していたTBS系の「サンデージャポン」は、きょう30日(2020年8月)朝、通常通り生放送された。2人は治療のため欠席し、「ずん」の飯尾和樹(51)と良原安美アナウンサー(24)が代役を務めた。

   番組冒頭、2人の陽性が確認されたとのナレーションがあり、すぐにスタジオに移ると、相方の太田光(55)が「ということで、だんだんとスタジオに人数が減っていって最終的にはそして誰もいなくなった状態になるんじゃないか...」「ご承知のように相方の田中が賭けマージャンが発覚しまして...」などと出演者らの笑いを誘いながらも、まじめに経緯の説明に移った。

「100%とは言い切れないが、状況で判断するしかない」

   それによると、25日(火曜日)朝に田中の妻・山口もえが発熱、病院検査の結果コロナ陽性だった。濃厚接触者となった田中は保健所の指導の下にPCR検査を翌26日に受診、夕方に陽性と判明したという。今度は田中の濃厚接触者を調べることになったが、2日遡って関わった人たちが対象になるため、日曜のサンジャポは対象外とされた。しかし念のためスタッフ全員を検査したところ、山本アナが陽性となったという。また太田は、田中の検査結果が出る前に自費で検査を受け、陰性だったという。

   番組内で2人が陽性となりながらも番組を続けたことについては太田は「(スタジオの)全員がPCR検査を受けたところ、全員が陰性だったので、これが絶対という判断ではないんですが、状況証拠で判断するしかなく、スタジオ内でのクラスターは起きていなかっただろう、100%と言い切れるわけではないが、今週はやろうということになりました」と説明した。

「4月の時点では放送はやめてスタジオを消毒してたかもしれないが、日々状況は変化しています。安倍さんも2類相当なのは規制を外すとしています。このケースに関しては個別の感染だろうという判断のもとで放送をやろうということにです」

田中と山本アナは「いまは咳も熱もなく安定した状態...」

   また、田中と山本アナの病状について「最初咳がでていたが、いまは安定した状態で咳も収まっています。もえちゃんも熱も収まって、幸いなことに田中は子供が3人いて、5人とも同じ病院で同じ病室に入れた。とってもラッキーでした」。また山本アナについては「最初咳が出たらしいんですけど、今は安定していて通常の状態になっています。番組に穴を開けてしまったと考えてしまうと思いますが、今はそう考えるのは間違いで、自分の体が一番なので、ゆっくり休んで元気になって帰ってきてほしい」と話した。

   説明は10分に渡り、出演者たちは太田が笑いをとる場面では笑っていたが、詳しい経過に、頷きながら聞いていた。(テレビウォッチ編集部)

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