黒人差別に抗議の棄権宣言をしていた大坂なおみが一転、大会に出場「出場するほうが抗議の注目が高まる?」

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   テニスの大坂なおみ選手はきょう未明(2020年8月28日)、ニューヨークで開催されている全米オープン前哨戦「ウエスタン・アンド・サザン・オープン」準決勝に出場すると発表した。米ウィンスコンシン州で25日(2020年8月)に起きた白人警官による黒人男性銃撃に抗議して、大坂は「黒人女性として私のプレーを見るより、もっと大事な問題があると感じています」と、準決勝を棄権すると表明していた。

   一転して出場するとしたことについて、イギリスの「ガーディアン」は「大会が1日延期とされたことを受け入れ、出場するほうがこの抗議にさらなる注目が集まる」と判断したのだろうと伝えている。

「大坂なおみ選手の意思、行動を称賛したい」

   司会の国山ハセン「一転して出場ということですが、志らくさんはどう思われます?」

   キャスターの立川志らく「大坂なおみ選手の言動は、彼女が責任もってしていることなのだから、われわれがとやかく言うことじゃないと思いますけどね。それにしても、以前にあれだけのデモがあったのに、とくに抵抗もしていない黒人男性を(警官が)何発も撃つというのは、意味がわんないですよ」

   山崎大佑(社会起業家)は大阪の断を評価した。「出ないと決めたのを出るとしたことについては、僕は称賛したいですね。主催者側ともきちんとコミュニケーションしてやっているということで、この対応は、すごく重要だと思います」

   主催者が試合スケジュールを延期したことを、大坂は自分の思いを正面から受け止めてくれたためと評価したのだろうというのだ。

   正能芙優(大学特任教授)「エンタメでもスポーツでも、その人の意思だったり、社会的スタンスや考え方も含めてファンになったりとか、応援したいというのが、主流になったらいいなと思います」

   そう、大坂は自分の考えをはっきり語るところも魅力だからね。準決勝は日本時間の29日0時から。

文   カズキ| 似顔絵 池田マコト
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