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小島瑠璃子と『キングダム』作家・原泰久の熱愛の陰に泣く女が2人いる。英傑たちを描きながら身の処し方がわからないのか

   同じ文春が、"こじるり"こと小島瑠璃子(26)と、『キングダム』という漫画でベストセラー作家になった原泰久(45)が熱愛中と報じている。

   『キングダム』というのは中国の春秋戦国時代を舞台に、青年たちの群像劇を描いた漫画で、集英社の『週刊ヤングジャンプ』に連載されていて、単行本の累計発行部数は6600万部を超えるという。

   小島は、この漫画の熱烈なファンで、18年11月のテレビに、小島のたっての望みで、原と対談したことがきっかけだったそうだ。その後、小島のほうから猛アタックして、今年の春ごろから本格的に付き合い始めたそうである。

   2人の交際が発覚したのは週刊ポストが7月31日にスクープしたからだが、原にはポストが書かない、隠された「過去」があったと文春はいう。原には妻と3人の子供がいたのである。

   糟糠の妻で、原は、妻への愛や子煩悩なことを隠してこなかった。稼ぐのに、クルマも着るものも地味だったが、2年前、久留米市に大豪邸を建築した頃から、夫人との間にすきま風が吹き始めたそうである。

   あるアイドルと親密な関係に陥ったという。歴史に造詣が深い「歴ドル」として活躍していたが、原から「妻とは別れるから、付き合ってほしい」といわれ、本格的に交際が始まり、今年の春、彼女は芸能界を引退したというのだ。

   彼女は原の言葉を信じ、原との結婚を望んだが、原は一緒になろうとはしなかった。

   ポストが報じた小島との熱愛を見たのだろう、彼女はこうツイッターで呟いた。

   「許せないことがあった。5日間ご飯食べられず、眠れなかった」

   その後も彼女の怒りのツイッターは続き、今度は小島が反論して、場外乱闘に発展しているという。

   現在、原の元妻と子供たちは久留米市の豪邸に住んでいる。登記簿上の所有者が妻へと変更されたのは今年3月。原は博多のマンションに住んでいるそうだ。

   原は、大学院を出てからシステムエンジニアになり、その後に漫画家になる夢を実現したそうだ。社会経験もあり世間知もある中年男で、春秋時代の英傑たちを描いているなら、身の処し方はわかっているはずだと思うが。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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