<おじさんはカワイイものがお好き。>(日本テレビ系)
「カワイイもの」好き、隠して生きるイケおじ(イケてるおじさん)、少女漫画家死亡の甥っ子が居候。いろいろあって同志の絆が強くなり...

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   「おっさんずラブ」のヒット以来、毎クールのように、女子が「おっさん」を愛でるドラマが出てくるが、今月、新しく登場したのが、この「おじさんはカワイイものがお好き」、略して「おじカワ」だ。

   眞島秀和演じる小路三貴(おじ・みつたか)は、容姿端麗で仕事も出来るイケおじ(イケてるおじさん)。そんな彼には秘密がある。「カワイイもの」に目がないのだ。推しキャラは「パグ太郎」。1人暮らしの部屋は、パグ太郎グッズで溢れている。とはいえ、中学時代にUFOキャッチャーで獲得したパグ太郎を抱きしめているのを同級生の女子に見つかり、からかわれたことがトラウマになり、「カワイイもの」好きを隠して生きているのだ。

   あるとき、甥っ子の真純(藤原大祐)が居候することになり、家じゅうの「パグ太郎」グッズを一旦しまう小路。真純は真純で、実は少女漫画家志望で、SNSでの連載もそこそこ人気を得ているが、まだ夢のことは隠している。

  • (番組ホームページより)
    (番組ホームページより)
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「バグ太郎」「くまのがっこう」...、グッズも可愛い

   もうひとり、小路の取引先のデザイナーで、初めてできた同志、河合ケンタ(今井翼)や、小路をライバル視する隣りの課の課長・鳴戸渡(桐山漣)などなど、「おっさんずラブ」の再来かと思えるようなおっさんパラダイス。第2話では、今井演じる河合ケンタと小路が休日にファンシーショップに行くお話で、「カワイイもの」を前にときめくイケおじがカワイイ。ちなみにケンタは、「くまのがっこう」が推しキャラ。いろいろあって同志の絆が強くなるエピソードにほろり。猫好きの鳴戸がちっとも猫に好かれないというのも笑える。

   先日、2人が訪れたファンシーショップのロケに使われていた銀座・博品館に行ってみたら、早くも「パグ太郎」コーナーが出来ていた。テレビにはドラマの映像がエンドレスで流れ、その周りにはステッカーやメモ帳、ボールペンなどパグ太郎グッズが数々置かれていた。残念ながらパグ太郎のぬいぐるみは完売だったが。なんとも抜け目ないテレビ局。ドラマを見ていると確かに、パグ太郎が欲しくなってくるから不思議。

   残りあと3話。「好き」なものがあるっていいなあと思える。見ていて温かい気持ちになるドラマ。面白い! (毎週木曜よる11時59分~)

くろうさぎ

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