24時間テレビ、コロナ禍で異例ずくめ。高橋尚子「チームQ」自分で走って自分で寄付は「海外では当たり前」?

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   22日、23日(2020年8月)に放送された日本テレビ系「24時間テレビ 愛は地球を救う」だが、コロナ感染拡大中の開催となり、募金は両国国技館では受け付けず、スマートフォンなどを利用したキャッシュレス募金を呼びかけるなど、異例づくしの放送だった。

   恒例の24時間チャリティーマラソンも、沿道に3密を生む可能性があるため今回は中止。代わりにシドニー五輪マラソン金メダリストの高橋尚子(48)が企画した「募金ラン」だ。一周5キロのコースを走るごとに自ら10万円を寄付するという企画で、100キロ走破が目標の高橋と並行して、女優の土屋太鳳(25)、女子レスリング五輪金メダリスト吉田沙保里(37)、元バドミントン選手の陣内貴美子(56)、ロンドン五輪柔道金メダリスト松本薫(32)、アテネ五輪マラソン金メダリスト野口みずき(42)らの「チームQ」が合計110キロを目標にリレー形式でコースを走った。

高橋、肉離れでも115キロを走破、突然の大雨のアクシデントも

   高橋は事前の練習で右ふくらはぎに軽い肉離れを起こしていた他、当日には突然の大雨が降るなどアクシデントも相次いだ。しかし、終わってみれば高橋さんが115キロ、チームQが合計120キロと目標超え。最後に全員で1キロを走って合計距離236キロ、募金総額は470万円となった。

   司会の加藤浩次「みんなで走ってチャリティーにつながるっていいですね。自分で走って自分で寄付するというのは何かおかしいという人もいますが、海外ではあるんでしょうか」

   杉山愛(元プロテニス選手)「海外ではあたりまえで、テニスのチャリティーマッチも、お客さんからお金をいただく他、プレイヤーも100万、1000万と寄付することがあります。なによりみなさんが楽しそうに走っている姿が最高ですよね」

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「今まで24時間マラソンは悲壮感というか孤独に耐える感じが強かった。明るさ、楽しさがあるのもまたいいですね」

   榊原郁恵(タレント)「自分の力を発揮して貢献できるという素晴らしいパターンだと思う。心動かされた。見ていて清々しかった」

文   みっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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