舌がん手術の堀ちえみ、「24時間テレビ」でのびやかに歌う! 手術後、懸命なリハビリ、初歌唱にネット「感動した」の声

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   昨年2月に舌がんの手術を受け、舌の6割を切除したタレントの堀ちえみ(53)が23日、日本テレビ系「24時間テレビ43」に出演し、会場の東京・両国国技館で1985年の曲「リ・ボ・ン」を歌い上げた。

   堀は、ステージ4と宣告され一時は治療を諦めかけたが、家族やファンに支えられ、手術を決意。術後、懸命なリハビリに取り組み、この番組で歌を披露することを目標にボイストレーニングなどを重ねてきた。熱唱後、ステージ上に泣き崩れた堀は、「きょうはありがとうございました。みなさんに感謝...感謝しております」と涙ながらに話した。

  • NEWS増田貴久のインタビューを受ける堀ちえみ(24時間テレビ番組ホームページより)
    NEWS増田貴久のインタビューを受ける堀ちえみ(24時間テレビ番組ホームページより)
  • NEWS増田貴久のインタビューを受ける堀ちえみ(24時間テレビ番組ホームページより)

「私の命は家族のものでもある...」、ファンの声援もリハビリ後押し

   番組では、手術に至る経過や術後の懸命なリハビリの様子が紹介され、メインパーソナリティーNEWS増田貴久(34)がインタビューをした。ひどい口内炎が治らず、ネットで「口内炎 治らない」と検索した際に、自分と同じような口内の写真とともに、「舌がんステージ4、2000年に死亡」と書いてあったのを見つけ「震えが止まらなかった」という。

   ステージ4と宣告された後、若いころから多くの病気と闘ってきた堀は、もう辛い治療に耐えられないと思い、「50年の人生だけど、もうここで終わってもいい。悔いはない」と治療や手術を受けないことを決めていたという。しかし、「いつもクールな末の娘が泣きじゃくり、『今度はがんなんて悲しすぎる。お母さんとはまだ16年しか一緒に暮らしていないんだよ』って言って...。その時に、私の命は家族のものでもあるんだなと。どんな痛い思いをしても、手術を受けて、ちょっとでも長く生きないといけないと思った」と話した。

   手術では舌の6割を切除し、その部分に太ももの肉を移植した。首のリンパ節も切除した。術後は、言葉をほとんど話せずにいたが、ファンの声援などが届いたことも励みとなって懸命なリハビリに取り組み、徐々に話せるように回復していた。

   この日に歌うことにした「リ・ボ・ン」は、アイドルとして伸び悩んでいた当時、「Reborn(再生)」の言葉をかけ復活を祈って歌った曲だという。ステージはコロナ対策で無観客だったが、会場外で親衛隊のメンバーが声援を送った。

   司会の徳光和夫アナウンサーの前振りでステージに立った堀は、スパンコールのついた淡いブルーの衣装。マイクを握り、発した声はのびやかで、術後とは思えないほど言葉もはっきりとしていた。目はうるんでいたものの最後まで涙をこらえ、リズムに乗って笑顔で歌い切った。座り込み、しばらくハンカチで目を覆った堀だったが、最後に「きょうはありがとうございました。感謝...感謝しております」と声を絞り出すように話した。

「励まされた」「病気を乗り越えてすばらしい」「号泣してしまった」

   この姿に、ネットでも感動の声があがった。

   「復活おめでとう。本当に良く頑張られましたね。ちえみさんと同級、昔はファン今年乳癌の疑いがあっただけでくじけそうになった私。強いちえみさんに励まされました。これからも、頑張って下さいね」

   「涙の裏側にどれだけの苦しみとかなしみと葛藤と努力があったか、しっかりした歌声で感動で号泣してしまいました」

   「私の一番好きな『リボン』をうたってくれたのもうれしかったです。番組見てもらい泣きしちゃいました。ブログ内容で叩かれることの多いかたですが、幾度もの病気を乗り越えて今もこんなに頑張ってらっしゃるのは素晴らしい。感動しましたよ」

   「堀ちえみさん、ちゃんと歌えたのですね。これは舌がん患者の方にも励みになりますね。世界に発信しても良いのではないでしょうか。我が人生に悔いなしと一度は諦めたちえみさんを泣いて説得した末っ子の娘さんのお陰ですね」

   「親衛隊ちょっとうるさいって最初思ったけど、ワイプ見て頑張って応援してるのに心打たれた。30年くらいかな?あの歳まで長年応援頑張ってたんだな」(テレビウォッチ編集部)

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