「新しい日常」のスタイルで何を届けるか―「24時間テレビ」の成功を祈る

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   今年も、日本テレビの「24時間テレビ」が8月22日・23日に放送されます。テーマは「動く」で、例年とは違った形で放送されます。メイン会場は昨年と同じ、国技館。無観客で、国技館では対面の募金活動は行われず、キャッシュレス募金となります。

   メインパーソナリティーは、井ノ原快彦(V6)、増田貴久(NEWS)、北山宏光(Kis-My-Ft2)、重岡大毅(ジャニーズWEST)、岸優太(King & Prince)の5人、24時間テレビサポーターの徳光和夫、総合司会羽鳥慎一、水卜麻美(日本テレビアナウンサー)という布陣で放送されます。マラソンもなく、ドラマは「誰も知らない志村けん―残してくれた最後のメッセージ」を主演重岡大毅で、「天才!志村どうぶつ園」で共演した嵐の相葉雅紀も出演します。

  • 番組ホームページより
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新型コロナウイルスの影響下での新しいカタチ

   日本そして、世界を覆う新型コロナウイルスの影響。私たちの生活は、コロナ以前と以後ですっかり変わってしまいました。コンサートも舞台もスポーツも見られ方が、随分変わりました。もう、以前のようなパターンには戻れないと思います。

   43回目の「24時間テレビ」ではありますが、「新しい日常」での、まさに「1回目」であることを、今年のスタッフも十分にわかっていることでしょうから、オンエアの成功を心から祈ります。

渡辺弘(わたなべ ひろし)
渡辺 弘(わたなべ ひろし)
1952年生まれ。東京大経済学部卒業。1976年に日本テレビに入社し、制作局CP、ドラマ制作部長として番組づくりの現場で活躍。編成局長、制作局長、取締役報道局長、常務・専務を歴任した。「マジカル頭脳パワー!!」「THE夜もヒッパレ」「「スーパーJOCKEY」「24時間テレビ」などヒット番組をプロデュースした。 現在は「情報経営イノベーション専門職大学」客員教授。映像会社「2501」顧問。
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